貯蓄率を考える

早期リタイアコミュニティの有名人「JLコリンズ」氏が書いた本を読んで、貯蓄率を見直すことにしました。現在の貯蓄率を計算して推奨されている50%以上の貯蓄を行うために月の予算で自由に使える額を考えます。結果的に賞与を全額貯蓄に使えばそこまで無理せずに達成できそうです。

※ ここで言う貯蓄とは基本的に金融資産への投資のこととなります。
※ 預金はポートフォリオ上、十分な額を貯めているからです。

貯蓄率を考える

早期リタイアを目指す上で推奨されている貯蓄率は50%以上らしいです。50%の貯蓄率であれば15〜20年で早期リタイアできると推定されています。

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貯蓄率表
※ 本の写真が上手く撮れなかったのでダイアモンドオンラインから画像を借りています。

参考の表を見ても解る通り、貯蓄率が50%を超えるとリタイアまでの年数が一気に縮みます。また、投資リターンによるリタイアまでの年数差も小さくなってくるので貯蓄率50%以上というのは説得力があります。

現在、私の貯蓄率を計算すると約39%となっています。毎月の予算は190,000円となっており、そのうち50,000円を投資に回しています。残りは通信費や欲しいものを買って、余ったお金は追加で投資します。また、NISAを使い切るために年間賞与から600,000円を捻出して合計1,200,000円を投資に使っています。緊急時の貯金は十分にあるので行っていません。

私の貯蓄率は推奨貯蓄率に約11%届いていない状態となっています。早期リタイアを目指していると言っている割には本気度が足りないです。貯蓄率50%以上を達成するには月に約29,000円の貯蓄が足りていません。また、下記記事によると全国の貯蓄率からみても決して高いとは言えない状態になっています。

gentosha-go.com

自分の欲を抑えて、もう一度、考え直す必要があります。

何にお金を使っているか?

私は簡単な家計簿を記録しているので、一応毎月の支出内訳を確認できるようになっています。表計算ソフトで簡単に記録しているだけですが、キャッシュレス派の人間なのでかなり細かい金額まで合っています。

今年の大きな支出を見直したところ意外と使っているようです。まず、ブログを本格的に行うために「はてなブログpro」への加入費とドメインなどを一括で支払っています。次に、PCを2月に新調したのと出張用のスーツケースが壊れたので新調。そして、今月はとあるゲームがやりたいので「任天堂switch」を買っています。すべてが、無駄だとは思いませんが、もう少しどうにかなったのでは?とも思います。

家計の肝である固定費を確認します。私の固定費でどうしても外すことができないのは家賃の60,000円です(食費、水、光熱費込)。いろいろと事情があるのでここは割愛します。とにかく、この金額だけはどうにもならないです。他に通信費として約9,200円、車のガソリン代として約8,000円、オーディブルの費用として1,500円が掛かってきます。合計すると78,700円、ガソリン代の変動を加味して80,000円が私の固定費となります。

その他の支出として、やはり仕事終わりにコンビニに行ってちょっとした物を買っています。全体として大きな金額ではないのですが、地味に効いてきそうです。

貯蓄率50%以上を目指すには

家計を見直すには支出を制限するのが手っ取り早いので、私もそれに倣います。

はじめに通信費について考えます。固定の光回線は現状維持でいくとして、携帯代金をGWに「ahamo」へ変更する予定です。これにより通信費を約500円削減できます。田舎に住んでいるのでガソリン代はどうすることもできません。オーディブルの契約については正直、悩みます。オーディブルは最新の本も1,500円で聞くことができるので通勤中や車移動時に重宝しています。そのため、今回はオーディブルの契約は継続します。

次にコンビニで買っているちょっとした買い物を止めることが大事ですが、これは月の予算を削減することと仕事帰りにコンビニに寄らないことで削減を目指します。ようするに気合でなんとかするということです。仕事のストレスが溜まると買食いに走っているようなのでストレスを溜めないように考えます。

月の予算を決める

逆算して月の予算を決めます。まず、貯蓄率50%を目指すためには月の収入190,000円の半分である95,000円を貯蓄する必要があります。つまり、使える予算は月95,000円です。そこから家賃60,000円、通信費9,000円 (削減考慮) 、ガソリン代8,000円、オーディブル1,500円を引いた16,500円が自由に使える金額となります。

......少ねぇな......

ただし、毎月をこの金額で生活することにより賞与がある月は賞与の半分が使えることになります。賞与に頼らない生活をするのであれば、つまり、賞与を全額貯蓄に回すのであれば +30,000円ほど増やすことができます。月に46,500円が使えます。

しかし、46,500円というのは自分の基準では多すぎます。なので、とりあえず、目標として30,000円を自由に使える金額とすることにします。

まとめ

早期リタイアを目指すのであれば貯蓄率を50%以上にすることが推奨されているが、私の貯蓄率はそれ以下でした。そのため、月の予算を見直して貯蓄率を上げます。

収入をすぐに変えることは不可能なので手っ取り早く支出の見直しから始めます。計算した結果、私が月に自由に使えるお金は30,000円と設定しました。これを徹底するために仕事帰りの買食い等を控える。必要のない無駄なものを購入しない、無駄な飲み会に参加しないなど自制心が求められます。

がんばります。

余談

今年の大きな支出として考えていたものに「椅子」の購入があります。私は家にいる間はずっと椅子に座っているのですが、だいぶ経たってきたので「良い椅子」を購入しようと考えていました。将来の腰痛や健康面を考慮して今年最後の散財をするかもしれません。さすがに健康優先と考えているので。

参考書籍