4月の株価チャートを眺める

4月の株価チャートをいつも通り眺めていきます。4月の成果も順調で総合して年初来+15.10%の収益率となっています。先月、過剰な上昇だと書いていましたが、さらに上昇していますね。私の投資戦略的に慌てて利確等は行わないのですが先月に引き続き警戒しています。

日本株

TOPIXの年初来チャートを眺めます。4月は3月までの上昇と反対に常に下降傾向でした。後半にはコロナの影響による緊急事態宣言の再々発令に伴って大きめに下降しています。一応、5月11日に解除予定となっていますが、感染者の減少が怪しいところなので予定通り解除されるか不明です。

緊急事態宣言が延長され、規制が強化されるとなればTOPIXのさらなる下降が予想できます。しかし、コロナが一気に落ち着き、ワクチン接種が進み、オリンピックも無事に開催となれば楽観ムードが広がって上昇に転じるかもしれません。

先の事はわからないので5月も経済ニュースを注意深く見ないと駄目なようです。

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TOPIX

このままもう耐えてもらって、日本円建て過去最高値を超えてもらいたいものです。

米国株

S&P500は相変わらず強いです。4月も上昇傾向が続き、年初来で+18%強も上昇して過去最高値を更新し続けています。新型コロナの影響による反動だと予想していますがそれにしてもすごい上昇率です。先月から過剰だと思っていますがここまで上がると気持ちいいですね。今の株高は間違いなく米国が牽引しているのでもう行くところまで行ってほしいです。当然、日本株と同じように警戒はします。

バイデン政権が法人税増税案を打ち上げています。経済活動に置いて税金というのは影響が大きいと思うので、こういった面も注意が必要です。

あと、中国との関係ですね。

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新興国

新興国に関して4月は大きな動きはありませんでした。今年の新興国IMFレポートで注目されていたので気にしていましたが、今の所チャートは落ち着いた状態に見えます。それでも年初来で+10%となっており、十分な上昇となっています。

今後の懸念点としては中国と米国の関係、インドで増え続ける新型コロナ変異株だと思います。特に新型コロナ変異株に関しては感染拡大の速度が早く、現状のワクチンが効くかどうかもよくわからないので警戒が必要です。
(メーカーは一定の効果ありと発表済)

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比較

年初から3月にかけて各指数にそこまで大きな差はなかったのですが、4月の動きで米国に大きな差をつけられています。日本、新興国と比較して米国だけ異常に上昇している原因は本当によくわかりません。ワクチン接種による安心感とか国民性でしょうかね......わかんね。

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日本米国新興国_比較

まとめ

年初来から順調に株価は上昇しています。私のポートフォリオでも年初来+15%という結果となっています。全世界株式と同じくらいの上昇率だと思うので上々の首尾です。

全世界的に新型コロナウイルスに翻弄されることが懸念材料ですが、技術の進歩を信じて今後も全世界インデックスに投資をしていきます。

余談

「平均への回帰」という現象があります。いつかは平均値付近へ落ち着くと思うのであまり浮き足立たないように気持ちをしっかり持ちます。