謎の業者から問い合わせが来た話

このブログでは「お問い合わせ」ページを用意しているのですが、先日、初めて問い合わせが来ました。
なにやら聞いたことのない会社名で

株式会社〇〇の××と申します。
はじめまして

から始まり

以下このブログが如何に素晴らしいかを転送できそうな内容で書いていました。
最後にこのブログの買取を視野に入れて一緒に運営しませんか?

という内容でした。

...

......

いや、馬鹿にしてるのかと。こんな一日一人見に来てくれたら御の字のブログに対してなんて内容の問い合わせをしてくるのかと。 スパムだろうけど、もう少しアクセス数とか読者数とかを考慮するように考えろと
初めて問い合わせが来たからちょっとドキドキしてしまったやないかい!

ところで、問い合わせページはgoogleフォームで作っているのですが、スパムなんて来るんですね知りませんでした。メールアドレスを載せている人は来るって聞いたことがありましたが。

詐欺の現状

警視庁の特殊詐欺対策ページによると令和2年は前年比で件数、被害額ともに減っています。統計によると被害額は平成26年をピークに減少傾向のようですが、それでも277億というとんでもない金額が被害にあっています。

https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/circumstances/

令和2年の詐欺手口としては「預貯金詐欺」が増加しているようです。預貯金詐欺とは医療費やコロナの還付金があるなどと連絡してキャッシュカードを騙し取るというなんともすごい方法らしいです。詳しい手口も警視庁が公開してくれています。

https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/case/deposits/

知り合いの体験談

数年前、銀行系に務めている知り合いから振り込め詐欺を事前に食い止めたときの話を聞いたことがあります。
ご年配の方だったそうですが、孫 (偽物) から会社のお金を無くしてしまい困っていると連絡がありお金を振り込みたいと来行してきたそうです。
絵に書いたような詐欺の手順だったのですぐに説得と孫本人への確認を促したそうですが、思い込んでいて一切話しを聞いてくれなかったそうです。
最後には別の支店に行くと言い出したため、警察を呼ぶ騒動になり、到着した警察から詐欺の手口と一度本人へ確認するように説得してもらったそうですが、それでも自分は騙されていないと認めなかったそうです。
一時間ほど説得して渋々、孫に連絡をしてもらったところ全くそんな事件はないとのことで事なきを得たそうです。

ATMを操作できないご年配の方だったので良かったですが、ATMを操作できる人が思い込むと大変なことになりそうです。
今はATMで振り込みできる上限金額が標準設定で低く抑えられているので大丈夫だと思いますが気をつけるに越したことはありません。

実は実家に詐欺電話がきたことがある

私が学生だったころ、実家に「おれおれ詐欺」の電話がかかってきたことがあります。
父親が電話に出たのですが、自分の部屋で寛いでいる私のところに来て

父「おまえが交通事故を起こして大変らしい!」
私「??」
父「何故かその場に弁護士までいて、とりあえず100万必要だってお前に言われた!」

というおもしろい話も体験しています。

教訓

基本的に詐欺は行う方が100%悪いと思っています。しかし、悪い人というのは絶対にゼロにならないので自己防衛力を上げる必要があります。 月並みな言い回しですが、自分だけは引っかからないという思い込みは捨てて、自分も被害に合うかもと覚悟して何かあったら知り合いや警察に相談するように心を構えているのが良いと思います。