5月の株価指数チャートを眺めていきます。
株価指数は米国の影響もあり中旬に大きく下落したことでコロナ相場も終わり、ここから大暴落が始まる等、いろいろ好き放題に言われていましたが、今の所、そこそこの位置をキープしている印象です。
株価指数よりも仮想通貨市場が大変そうでしたね。
日本株
今月から眺める指数をJPX400に変更しています。しかし、指数の動き自体は前月まで見ていたTOPIXとほとんど変わらないので問題ないと思います。
とりあえず、年初来のチャートを見ていきます。
5月の中旬にいろいろな思惑の影響を受けて大きく下げましたが、現在は下げる前の同等水準に戻っています。また、ニュースでも「急落」など言われていた気がしますが、割合で見ると2月も3月も同じくらい落ちている流れになっています。
全体を見て、それほど慌てるような下落でもないと思います。
米国株
米国株は今月から見る銘柄を変えています。先月まではSPDRのS&P500 ETFの円建てを見ていましたが、今月からBlackRockのiShares S&P500 ETFの円建てに変更しました。理由は単純に世界規模の違いです。
銘柄は変更しましたが、指数はS&P500で変更なく、値動き自体は割合で見るので影響ないと思います。
私は基準日を「100」とした割合で表すのが見やすくて好きです。
S&P500は相変わらずつよつよです。5月中旬に大きめに下落しましたが、年初来から見ると安定して右肩上がりとなっています。いつの間にか下落したときよりも高くなっており、年初来高値を更新していますね。強い。
新興国
新興国に関しては以前からBlackRockのETFを確認していたので変更なしです。
4月はボックス相場の様相だったので上下どっちに動くか気になっていましたが、5月の中旬から上に抜けました。まだ、2月の高値を抜く程は上昇していませんが、IMFも新興国の成長に期待しているようなので、そのうち高値を更新すると思います。
比較
表を並べて見ると米国が強すぎます。1月や2月は米国も大したこと無いなと内心思っていましたが、時間が経つに連れて差がどんどん広がっています。日本や新興国も決して年初来からのパフォーマンスが悪いわけではない、むしろ良いと思うのですが、それ以上に米国の上昇が著しいです。
もうちょっと世界の動きを見てみると米国も強いのですがEUがもっと強かったです。
総合すると「日本以外の先進国」が強いようです。
新型コロナのワクチン接種が先進国を中心に広がっているからでしょうか。
まとめ
株価指数は5月中旬に大きめに下落しましたが、年初来の動きを見ると順調に上昇しています。そのため、ニュースなどで大袈裟に「下落」と報道されても気にする必要はなく、淡々と積立投資を実行することで問題ないと思います。
年初から特に見ていなかったですが、EU指数の伸びが米国以上となっていました。
おそらく、新型コロナウイルスのワクチン接種が先進国を中心に進んでいることが原因だと思います。
日本の株価も十分に上昇していると思っていましたが、他の先進国と比べるとまだまだでした。もっと頑張る必要がありそうです。