NISAへの課税!?

今朝、適当にニュースを見ていると衝撃的なタイトルの記事を見ました。
「NISAに課税」と出ていました。
内容としては立憲民主党の代表代行がテレビ番組の討論内で発言した内容みたいです。

金融所得課税を現在の課税額20.315%から国際標準な30%へ引き上げ、高所得者への課税強化を行うという話です。その中で低所得者や中所得者がNISAなどで積立運用している部分にも課税するのかと質問された際におなじようにかけると発言されています。

ちょっと衝撃的な発言だと思いました。

擁護的に捉えると質問内容を聞き間違えてNISAという部分が抜けて通常の課税口座の話と勘違いしていると思います。思いたいです。
敵対的に捉えるとNISA口座に課税ということはNISAの制度廃止をするという内容になります。またはNISAの制度を勘違いしているか、知らないか。

NISAに関する私の基本的な考えは枠の拡大と正しい金融知識の教育を行うことが良いと考えています。前に書いたような気もしますが、増税して「あるところから取る」のではなく、教育を行い「あるところを増やす」ことが重要だと思っています。もちろん時間は掛かりますが短期的な利益に走ったところで上手くいかないことは日本の30年間で十分証明されているように思います。

私自身もお金に関する事柄は貯金に関して母親にちょっとだけ教育されましたが、投資やお金に働かせるという考えは自分で読んだ本からの知識です。今まで出会った大人の人から投資やお金に関する教育を受けた記憶はありません。投資やお金に関する知識を持っている人からお金をもらうのでは無く、それらの知識を教育してもらうべきだと思います。少なくとも私はその道を進むようにしています。

お金に関する読みやすい本として「バビロンの大富豪」や詐欺に利用されすぎている不憫な本ですが、「金持ち父さん貧乏父さん」がおすすめです。ちょっとインデックス投資寄りの本として「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」も割と読みやすいです。

とにかく、貧富の差を是正したければ「教育」を第一に考えるべきだと思っています。ここで言う教育とは数学などの勉強のことではなく、世の中が動いている仕組や経済、お金のことです。これしかないと私は考えています。

コロナ禍によって、仕事の減少や移動の制限があります。
自由に動くことの出来ない今こそ、勉強をしましょう。

PS.
謝罪していましたが、なんかちぐはぐです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-29/R1PZ6EDWX2PS01

余談

日曜日には衆議院選挙があります。時の政権選択選挙です。
国に対して自分の意志を唯一表示できる機会でもあります。
政策内容を聞き、考え、支持できる政党が存在しない場合は白票も立派な意思表示になります。ぜひ、投票に行きましょう。