株価下落に対する対応

今日は祝日でしたが、年度末の仕事が逼迫しており、働いていました。 少々、疲労気味なので雑談です。

株価下落について

年初から株価の下落が続いています。 1 月末のピーク時から考えると盛り返した感はありますが、それでも S&P500 等は 6% 程下落しています。 全世界を見ても特に米国の下落が大きいようです。

下落の原因は新型コロナ対策が大きな原因だと考えられます。 日本もそうですが、「支援」という名目のもと市場にお金をバラマキ過ぎた為、異常なインフレが起きています。 米国の場合は約 40 年ぶりの高水準なインフレになっているようです。

過去のインフレ時を参考にすると、この後はインフレを抑制するための利上げがあり、そしてその後、大きく株価が下落しています。 1970年代中盤の状態が現在の世界と酷似しているため、参考にしています。 このとき、オイルショックなどが発生し、最悪の不況に突入していったようです。 この年代の不況は様々な人が原因考察をしているので調べてみると面白いかもしれないです。

これらの歴史を考えると今後、大きな不況に陥る可能性もあります。 今現在の株価下落や為替の変動以上になる場合も考えられます。 また、逆に世界が過去の教訓から学んで経済が活性化することもあり得ると思います。

資産運用の今後について

積立は継続し、世界経済がどちらに動いても良いように備えておく必要があります。 専門家ではないため、経済の上下については全くわかりません。 ある程度、ニュースは追いかけていますが、当然ですが、人によって意見はバラバラです。 つまり、誰もわかっていないのだと思います。 そのため、経済がどちらに動いても対応できるようにしておくことが最善だと考えられます。

備えについての具体的な方法は資産配分、アセットアロケーションを適切に管理し、保守することが重要です。 昨今は米国集中投資が人気だと思いますが、このような米国が大きく下落している状況では大きなダメージを受けます。 それに耐えられるのであれば問題ないですが、ほとんどの人は耐えられないと私は思います。 長期で考えると確かに大きく上昇すると考えられますが、途中で離脱する可能性も高くなります。 資産運用は非常に長い期間で考える必要があるため、途中リタイアする確率は下げておきたいです。

具体的に言うと、運用資産は株、債券、REIT、現金に分散し、適時バランスを確認をすることだと考えています。 このとき、大きくバランスが崩れているようであればリバランスを行います。 リバランスを適切に行うと資産運用全体のリスクを抑制でき、最終的に少しだけ運用結果が良くなります。 過度な効果はありませんが、リスクを抑制できるというのは資産を運用する上で重要な事になります。

また、別の方法として、株価、経済ニュースなどを全く見ないという方法もあります。 何かの記事で見たような気がしますが、資産運用で最も成績が良かったのは運用していることを忘れている人だとありました。 個人的に、経済ニュースを全く見ないのはどうかと思いますが、人によっては有効な戦略かもしれません。 ただ、私にはできそうもないです。

どちらの戦略を選ぶにしても積立投資は継続するべきです。 特に現役で働いている人であれば不況時は絶好の買い時だと捉えることもできます。 資産運用の考え方は「長期的に見て世界経済は成長する」です。 長期で成長することを期待しているのであれば安くなっている時に買うという行為は正常なことです。

まとめ

ちょっと長くなった雑談のまとめです。

  1. 結局、今後の世界経済がどうなるかはよくわからない
  2. 経済がどうなっても良いようにポートフォリオを適切に管理する
  3. 積立投資は継続する