米国の利上げについて #2

前回は利上げについての勉強結果をダラダラと記載し終わってしまいました。 今回は米国の利上げと時期、回数について確認と対策を考えていきます。

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米国利上げと時期について

利上げの時期については FRB の議長が表明しました。 曰く、3 月 15 日から 16 日に開催される FOMC で提案し、支持するようです。 利上げ幅は当初、0.5% の大幅な上げが予想されていましたが、結局、通常の幅である 0.25% で落ち着きそうです。 ウクライナとロシアの情勢を考え、急激なデフレを防ぐためにも通常の幅に抑えたのでしょうか?頭の良い人の考えはよくわからないですが、とにかく、市場は楽観的に捉えたようです。

利上げに関しては恐らく、予定通りに進むと思います。

利上げ回数について

利上げの回数は各アナリストによって 3 回から 4 回と予想されており、合計 2% 弱の利上げになると考えられています。 さらに、2023 年以降も利上げが行われると考えられており、総計で 2% 強から 2.5% ほどになるとの予想です。 2024 年以降の予想もそれなりにされているようですが、流石にその時の経済状況によると思うのであまりアテにできないと思います。

利上げへの対策

米国の利上げによる対策はドルコスト平均法による積立投資の手法が最善だと考えます。 利上げを行うことにより基本的に株価は下落します。 しかし、近年は経済政策に対して様々な思惑により期待していた効果と逆の動きをすることも増えてきています。 つまり、予想不可能な状態になっているということです。 そのような状況の場合はどちらに動いても一定の利益を見込める手法が優れていると考えます。 それが、ドルコスト平均法による積立投資です。

詳しいことは別の記事にしますが、ドルコスト平均法による積立の場合、状況により株価が下がっても利益を上げることが可能です。 もし、株価が上がった場合、収益を最大化することは不可能ですが、株価が下がってもマイナスを緩やかに抑える効果があります。 一括投資と違い、大きなマイナスになることを抑えることは精神にも優しく、継続的な投資を可能とします。

投資、又は資産運用において重要なことは退場しないことです。 ドルコスト平均法を利用して増減の波を抑えることで、大きな株価下落となった場合でも投資を継続できると思います。 利上げへの対策はこの手法しかないと考えます。

まとめ

米国の利上げについてのまとめです。

利上げは今年中に必ず実践されますが、経済、株価への影響は未知数です。 2023 年も利上げが行われると考えられており、2、3 年の間、世界経済が失速する可能性もあります。 こればかりはやってみないとわからない状態です。

資産運用法としては変わらずドルコスト平均法を用いた積立投資を行う方法が良いと考えます。 もし、株価が下がったとしても数量を多く買うことができます。 そうすることにより、経済が上向いた際に利益になる可能性もあります。

資産運用は超長期で考えることが大事です。