全世界インデックス投資を推していく話

GW も終了してネタもないので全世界インデックス投資を激烈に推しみます。

基本的に戯言です。

2022 年に入ってから全世界的に株価が下落しています。 年初来で見ても 10% ほどのマイナスになっています。 特に投資を始めて 1 年未満ぐらいであれば積立投資法を行っていても評価額がマイナスになっているかもしれません。

しかし、そのような状況であっても全世界の様々な商品に分散した投資は強固だと思います。 理由として、過去の歴史を見るとこの程度のマイナスは頻繁に発生しています。 直近で言えばコロナショックであったり、米国トランプ大統領就任時であったりです。 それでも長期的に見ると世界の株価は上昇しているからです。 過去の歴史から全世界へ投資を行うということは強固な投資であり、勝率、再現性の高い投資だと考えられます。

反対に強固でない投資として流行というものがあります。 直近の例で言えばメタバースや巣ごもり需要、タピオカなんてのもあったと記憶しています。

これら流行している業界へ投資するというのは非常に難しく、再現性も弱いと考えられます。 なぜなら、我々一般人と業界の最前線で事業を行っている企業との情報格差が大きいからです。 企業は日別、もっと頑張れば時間毎の動きを知ることができます。 しかし、一般人はそれらの情報を精査し企業が発表した情報しか知ることが出来ないからです。 この情報格差により企業側から見ると頭打ちしている流行へ一般時は投資をしてしまう危険性があります。

一般人は入手できる情報の格差によりどうしても後手に回ってしまいます。 これらを回避するためには常に各業界の動向を調査し、先を読む力が必要です。 残念ながら普通の人には不可能なことです。

私が考える個別株で長期に安定して勝ち続けることが出来ない理由はこのことです。 当然、絶対に不可能ではないと思います。 一発当てて大金を手にした人もいれば、長期的に勝ち続けている人も存在すると思います。 しかし、それらは本当にひと握りです。 カリスマ投資家と言われた人が破産することも珍しくないです。

全世界インデックス投資以外は非常に不安定な土台の上に乗っていると思います。 それは人の感情に左右されるからです。 個別株や FX などのギャンブル的投機が最も顕著だと思います。

また、近年流行っている米国への集中投資というのも含んでいると考えています。 現時点の米国は確かに強く、近代経済、金融の覇者だと思います。 しかし、米国は昔から経済、金融の中心だったわけではないです。 過去にはロンドン、アムステルダムが世界の中心だったこともあります。 日本もバブル時には一時とんでもないことになっています。 さらに、数年後には中国が GDP 世界一になっても驚かない状態となっています。

世界の経済や金融も日々変化しており、それらを予想することは非常に困難です。 私は不可能だと思っています。 投資の神様と言われたウォーレンバフェットですら年利は約 20% です。 また、投資の大きな失敗も度々しており、本人も認めています。 世界で最も投資が上手な人がこのような状態です。 一般的な人では先の予想など出来るはずもありません。

そこで、全世界の様々な商品を全て買うインデックス投資を行うわけです。 どこの国、どの業界、企業が成長するか予想するのは困難ですが、長期的に世界の富が増えることは高い確率で実現します。 なぜなら、全世界の企業が社会に貢献することを目的に活動を行っており、過去の歴史もその通りに推移しているからです。

全世界インデックス投資は人間社会という強固な地盤の上に成り立っています。 全世界が同時に崩壊しない限り、最も確実な投資方法だと思います。

余談

でもギャンブルで勝った瞬間ってすごい楽しいですよね。