先日、d 払いのポイント付与に関する改悪のメールが届いたのまとめておきます。
早い話が、d 払いでクレジット決済を利用している場合に d カード以外を設定していると d ポイント付与の対象外になるということです。
予備知識
d 払いを利用する場合は 0.5% のポイント還元率があります。 これは支払い方法に関わらずポイントが付与されます。 つまり、クレジットカード払いに設定していると 0.5% の還元とクレジットカードのポイントを合わせて 2 重取りすることができます。
今回はこの還元率部分が改悪されています。
改悪前
改悪前の状況を表にします。
支払い方法 | 還元率 (%) |
---|---|
電話料金合算払い | 0.5 |
クレジットカード払い | 0.5 |
d払い残高支払い | 0.5 |
改悪後
改悪後はクレジットカード払いの他に「d カード払い」という方法が追加され下記表のように変更されます。
支払い方法 | 還元率 (%) |
---|---|
電話料金合算払い | 0.5 |
d カード払い | 0.5 |
d 払い残高払い | 0.5 |
クレジットカード払い | 0 |
つまり、d カード以外のクレジットカードを使用している場合はポイント付与の対象外になります。 また、d 払いのネット決済時は通常 1% の還元率でしたが、上記表に統一されます。
基本的には「改悪」となるのですが、paypay や楽天 pay などと同じ方式になったということです。
この改悪により、d 払いはドコモを利用しているユーザー以外は旨味がなくなったと思います。 電話料金合算払いは当然として、d カードはドコモユーザー以外が作る意味の無いカードです。 d 払い残高に関しても同様です。 今まではドコモユーザー以外でも還元率でそこそこ利用価値がありましたが、今回の変更でドコモユーザー以外は使う意味がなくなりました。
全体の感想
今回の d 払いの改悪により各社の QR コード決済は差がない状態になっています。 要するに「ポイント還元を受けたければ自分たちが出しているクレジットカードを使え」と言っています。
私自信は既にポイント還元や付与率などを追いかけることを止めています。 そのため、そこまで気にしていませんが、人によっては大きな改悪となっているかもしれません。
結論として、各社が横並び状態であれば一番普及している paypay を使うのが良いのではないでしょうか それか、行動範囲内で一番使われている QR 決済を使えば良いと思います。