家計調査(貯蓄・負債編)を眺める #3

前回からの続きです。

money.nyaomin.info

今回は総務省が公表している家計調査の貯蓄・負債編の結果と自分の状況を比較しています。

https://www.stat.go.jp/data/sav/1.html

現在の状況

私の現在状況を整理します。

項目
年齢 30 代半ば
年収 400 〜 450 万円
現在貯蓄高 1,400 万円

年収は投資の含み益を除いた大体の数字です。

現在貯蓄高も大まかな額となりますが、余程大きなことがなければこれ以下にはならないという数字にしています。

比較

二人以上世帯の貯蓄状況を表にして比較します。

項目 自身 二人以上世帯 二人以上勤労世帯
年収 (万円) 400 〜 450 633 749
現在貯蓄高 (万円) 1,400 1,880 1,454
貯蓄中央値 (万円) 1,104 833

貯蓄の内訳に関しては殆どが有価証券 (投資信託) となります。 特に保険は必要なもの以外は入っていないです。

負債の状況については比較できないです。 理由は現在負債を持っておらず、過去にローンを組んだことも無いからです。 一括で買えないものは買わないという心情というか、教えを忠実に守っている為、比較する負債はないです。 唯一、日々の買い物をクレジットカードで行っています。 しかし、これは 10 万円を超えることが珍しく、大体 5 万から 6 万円で推移しています。 そのため、やはり比較する状況ではないです。

世帯属性別に見た貯蓄状況を比較します。

項目 自身 40 歳未満 年収階級第二
年齢 40 歳未満
年収 (万円) 400 〜 450 652 331 〜 457
現在貯蓄高 (万円) 1,400 726 1,798

年収五分位は正直、比較しても意味のない項目だと思っています。 なぜなら、個人個人の仕事や生活スタイルによって大きく変わる項目だからです。 それよりも年齢による比較が最も重要だと私は考えています。

感想

私の状況として、全体で見ると年収、貯蓄現在高の両方共が平均以下となっています。 これは二人以上世帯との比較なため意味があるか不明ですが、下回っているというのは悔しいものです。 しかし、特に年収に関しては田舎の中小企業に勤めている以上仕方のないことかもしれません。 年収に関しては低いからと言って、現在の仕事はそれなりに好きなので辞めようとも思っていないです。

ただし、勤労世帯で比較すると現在貯蓄高は健闘しています。 二入場世帯の平均とほぼ同額を貯蓄出来ているため、独身であればそこそこ頑張っていると思います。

また、二人以上世帯の中央値は超えているため、半分よりは上に位置していると思います。

40 歳未満の年齢で見ても現在貯蓄高は平均値を超えています。 大体、平均の倍ほどあるため、年齢で見てもそこそこ貯めている方だということがわかります。 ただし、年齢で見た場合も年収は平均以下となっています。

今後も現在の貯蓄習慣を維持しておけば老後や現在勤めている会社にもしものことがあった場合もなんとかやっていけると思います。

おわり

総務省が公表している家計調査を眺めてきましたが、自分状況をみると貯蓄に関してそこそこ頑張っていると思います。 独身世帯であれば十分な習慣を形成できていると思います。 年収については言うな、能力が低いことはある程度仕方のないことです。

収入が多くなくとも十分な貯蓄はできるはずです。 今後もそういう道を進んでいきます。