SBI 証券の手数料に関する雑記

私もメインで使用している SBI 証券が 2024年度3月期上期に国内株式の売買手数料無料化を図るようです。 わかりにくいですが、つまり、2023年の4月から9月の間で無料化を目指すということです。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-14/RLBX3HT0AFB601

手数料を撤廃してもその分の口座数増加による株式以外の商品や取引で利益を見込めるようです。

SBI 証券は日本最大のネット証券会社であり、恐らく野村證券も超えていく証券会社になると思います。 実際に経常利益などは野村を抜いたという報道もあったはずです。 口座数は抜いていたはずです。

そのような大手が積極的に顧客ニーズに沿った対応をしてくれるのは嬉しいです。 私は過去にいろいろあり、FX と個別株には二度と手を出さないと決めているため直接関係のある話でないです。 しかし、SBI 証券が大きく成長することによりインデックス投資にとっても良い効果があることを期待しています。 例えば、SBI が運用するファンドの信託報酬減額などです。

SBI 証券と楽天証券についてアプローチの違い

SBI 証券は元々あるサービスを改良する方向で経営を行っていると感じます。 各種手数料の無料化や引き下げを以前から積極的に行っています。 しかも、ネット証券最大手にも関わらず率先して行っています。

対して、SBI 証券とよく比較される楽天証券は反対のアプローチを取ります。 つまり、最初に赤字覚悟で還元サービスを展開し、囲い込みが終了した後に赤字分を回収するためにサービスを少し悪くします。 例えば、ポイント還元などです。 この方法のメリットとしては顧客を一気に集めることができます。 ただし、サービス改悪時にそれなりの数が離れることも覚悟する必要があります。

どちらの方向性が経営として良いのか私には判断できません。 どちらの方法にもメリットデメリットが存在するため、私のような一般人では頭の回転が追いつかないです。 楽天証券が改悪をすると言っても証券会社として肝の部分である手数料などは競っています。

しかし、好みとしては SBI 証券の方向性が好きです。

今後の証券会社選択

証券会社の選択はネット証券一択です。 ネット証券以外を選ぶ理由は皆無と言えます。 これは手数料などのサービス、口座開設までの手軽さ、売買の行いやすさなど総合してです。 対面証券や銀行が片手間で行っている投資信託などを選ぶ理由は全くないです。

その中で、SBI 証券、楽天証券の二つから選べば間違いないと思います。 楽天経済圏の人であれば楽天証券をそれ以外の人は SBI 証券をおすすめします。 マネックス証券松井証券などもありますが、それらは最初に選ぶ証券会社としてどうかなと思います。 メインではなく、サブの証券会社として利用するのが良いと思います。 FX をするのであれば GMO クリック証券もありかもです。

おわり

SBI 証券がサービスの改良を発表しました。

大手証券会社が積極的に顧客のニーズに答えてくれるのは嬉しい限りです。