2022年11月の株価チャートを眺める

11 月の株価チャートを酒でも飲みながら眺めていきます。

11月は日本株新興国が上昇、米国はボックスな動きをして若干下落しています。 インフレからの利上げなど荒れていた相場も年末に向けて落ち着きを取り戻してきたように思います。 というか、利上げ等の影響で株価が激しく動くのもこんなもです。 最初の頃は激しく上下しますが、2,3 ヶ月も経てばあまり反応しなくなります。

為替も雇用統計により大きくドル高に振れて大きく下がっています。 短期間の勢いだけで上下しています。

私が推している投資手法は長期のインデックス投資です。 短期間の経済バランス調整な政策は無視できる範囲だと思っています。

日本株

日本株は為替が大きく円高方向に振れたにも関わらず頑張っています。 11 月は上昇し続けましたが、最後に下落して終了しています。

年初来の値に戻るかと思いましたが、届かなかったです。 それでも年初来安値から年初基準で 10% 程まで戻しているのでもう少しです。 頑張ってもらいたいです。

オカルトですが 12 月は株価が上がる傾向が強いらしいです。 最後に上げてもらいプラスになることを願っています。

JPX400

米国株

米国株は特に動きがなく言うことはないです。 あれだけ騒がれていた金利上昇も落ち着き、特に材料もないので動きも穏やかになっているのだと考えられます。

今年の初めには米国は終わりだなんだと騒いでいましたが、年間を通じて見るとこんなものです。 大きく下落したのは 3 月まで、長めに見て夏までです。 年間を通して見ると年初来と同じくらいの価格まで戻っています。

そして、当然ですが、この間にドルコスト平均法で積立を行った人は今年も利益を上げています。 如何に人が長期目線で考えることが苦手か証明されたような年だと私は思います。 インデックス投資を行うのであれば何があっても売らない覚悟で、そもそも余剰資金で行うようにしたいものです。

1655_米国株

新興国

新興国は 11 月初旬に大きく上昇し、その後はボックス的に動いています。

新興国についてはウクライナとロシアの問題および中国のコロナ対策が落ち着かないと上昇しないと考えています。 特に中国に関しては比率が大きいので影響があります。

ロシア問題に関してはロシアの有効校であるインド次第でしょうが、ついにインドからも避難されるようになっています。 今年の 2 月に攻撃が始まり、思ったよりも長期化しています。 この様な状況で先進国の後方支援があるウクライナが圧倒的に有利ですが、「核」だけが気になるところです。

まぁ、とにかく、これらの問題が解決するまで新興国には期待できそうもないです。

早めに解決することを願っています。

1658_新興国

比較

グラフを並べてみるとなんだかんだ日本の動きが平均的に見えます。

2022 年が始まり、株価が大幅に下落した時は色々言われていましたが、年間を通してみるとそこまで悪いとも思わないです。 実際、私のポートフォリオで全世界株式は 1.73% のプラス収益になっています。

インデックスの長期投資では平均で年 +5~7% 程を期待しています。 それから考えてもそこまで悪いと思えないです。 なんとかプラスで終わることが期待できそうです。

比較

おわり

年初から色々問題があり株価も下落していましたが、通して見るとそこまで悪い年でもないように思います。 ちなみに、去年は異常な上昇をしていました。 思い出すとすごかったと感じます。

そして、11 月はなんとなく株価の動きは少なかったように思います。 反対に為替はすごいことになっています。 私は為替で大損したことがあるので二度と手を出さないようにしています。

我々のような一般人は大人しく全世界インデックス投資で時間を掛けてゆっくり資産を増やしていく方法が最も効率的です。