2022年11月のREITチャートを眺める

11 月の REIT チャートを眺めていきます。

今年の REIT は相変わらず酷い状況です。 日本以外は大きく沈み、11 月に少し戻しましたがそれでも年初から 25% 以上の価格になっています。 日本 REIT は下落していますが、7% 程と随分マシな状況です。

米国は株価の戻りに連動するかと思っていましたが、そうはなっていないです。 なんとなく、上昇傾向に見えないこともないですが、期待はできそうにないです。 今はドルコスト平均法で数量を多く買い、数年後の上昇に備える時だと思います。

欧州は知っての通りの問題で上昇も期待できそうにないです。 まぁ、今年の欧州 REIT は無理だと思います。

米国 REIT

年初を 100 とした米ドル建て VNQ チャートです。

11 月の価格は徐々に上昇しています。 しかし、4 月から始まった大幅な下落の影響が大きくそれを覆す程ではない状況です。

流石に 12 月で一気に上昇することも考え難いため今年の米国 REIT は大幅なマイナスで終わると思います。

米国は先進国 REIT の割合が最も高くインデックスで見ても影響力が相当あります。 今年はドルコスト平均法で数量を多く買い、何れ訪れるであろう上昇時期に備える年となりそうです。

VNQ

欧州 REIT

年初を 100 としたユーロ建て REITE チャートです。

欧州は米国以上にひどい状況です。 また、上昇する見込みもないと考えています。

これは知っての通りでロシアの問題が全てです。 この問題が解決しない限り、欧州の経済等には期待が持てないです。

そして、それらの問題について、一般人はどうすることもできないです。 求められた場合の意志だけは表示して後は偉い人たちが上手く解決してくれることを願うだけです。

来年も特に期待できそうにないかもと思い始めています。

REITE

日本 REIT

年初を 100 とした円建て東証 REIT 指数チャートです。

日本 REIT も幾多の問題を抱えていますが、10% 以内の下落で耐えています。 11 月は大きな動きもなかったですが、先進国 REITリスクヘッジとしての役割を十分に果たしてくれています。

来年あたりは新型コロナも色々と落ち着くはずだと思っています。 そのときはまた上昇してくれるだろうと期待して積立していきます。

東証REIT

おわり

2022 年の REIT 市場は大きく下落し、回復の目処はないです。 特に欧州はロシアの問題が解決しないと上昇の見込みはないと考えます。 そして、ロシア問題は思った以上に長引いています。 このまま来年もズルズル進んで行くことを懸念しています。

日本 REIT 以外は非常に厳しい状況になっています。

しかし、積立は継続しています。 REITドルコスト平均法で積立することにより長期的に利益を得られると考えています。 過去の実績からも期待はできます。

また、分散投資として株のリスクヘッジという役割も期待しています。