新NISAと増税に関する雑記

さて、先週は本職の年末工事に追われており非常に忙しい日々を過ごしていました。 深夜に疲れて帰宅しそのまま寝るという生活を送っていました。

そして、その間に投資や資産運用に関しての大きな動きがあったようです。 主には下記二点となります。

  1. 新 NISA に関する取りまとめ
  2. 防衛力強化へ対応するための増税

これは非常に大きな動きです。

NISA

新制度の取りまとめ

2024 年から NISA 制度が非常に大きく変わります。 元々、「新 NISA」という名目で 2024 年から制度の変更が予告されていましたが、今回の取りまとめではそれらを更に大きく変更しています。 詳しくは下記表にまとめてみました。間違っていたらごめんなさい。

NISAの比較表

制度が恒久化され、さらに投資可能枠が増えています。

所感

基本的には良い制度に変わると感じます。 ただし、恒久化するのであれば限度額の設定はやめて欲しかったというのが本音です。 年間投資枠をもう少し減らしてでも限度額の設定は無くして欲しいです。

また、今現在 NISA を限度額まで利用している人には良い変更だと思いますが、それ以外の人には恩恵が薄いと感じます。 現行のつみたて NISA で枠が余っている人にとっては恩恵が少ないです。 さらに新規口座の開設を促すには特に効果がないと思います。

既に NISA を利用しており、投資枠を使い切っている自分のような人には嬉しい制度変更です。

増税

増税に関する意見は非常に個人的なものです。

防衛力強化に伴う増税

防衛費の増額を賄うため増税が決定されたようです。 増税を行う主な税は法人税所得税、たばこ税となり、複数年をかけて実施するとのことです。 また、防衛費の負担を国債発行ではなく増税で賄う理由として、未来の世代へ負担を負わせることのないようにということらしいです。

具体的な実施時期などは来年に改めて議論するようです。

所感

防衛費の重要性などは理解できます。 しかし、積極的な歳出見直しを行わずに増税等の簡易な方法を選択することは納得できないです。 例えば国会議員数や政党交付金、公務員の給与が一般企業と比較して適正な額なのか、議員に毎月配られている旧文通費 100 万円の使徒などです。 また、企業団体からの献金なども疑惑がありすぎます。 つまり、今の国会議員や政府にはイマイチ信用がないのです。 まぁ、内閣や政党の支持率を見ても大体読み取れると思います。

それと、未来の世代へ負担を負わせないためにも増税で対応するというのは明確に信用ならないです。 今回、増税した分を 20 年後や 30 年後に減税するなどしない限りは未来の世代も負担することになるからです。 そして、今までの政治家の行動から減税など行うと思えないです。 結局は今の世代も未来の世代も負担することになります。

私の考えで言うと、今後も人口が減少することが確定している日本で財源不足を増税で賄うのはジリ貧だと思います。 そもそものシステム自体を見直さない限り破綻するまで同じことを繰り返すだけだと思います。

おわり

忙しくしている間に色々と重要な発表があり、ちょっと情報収集が追いついていないです。 特に増税に関しては必要と理解していても納得出来ない部分が多いです。 時間に余裕が出来たときにでももう少し詳しく内容を精査します。