自分流投資のはじめ方 #1 収入の把握と家計整理

前回からの続きになります。

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今回の内容は自分流の投資を始める手順として"収入の把握と家計の整理"についてです。

はじめに

投資を始める最初の一歩は収入の把握と家計の整理になります。 いきなり証券口座などを開設して取引を行うと上手くいかない確率が高いです。 再現性の高い投資を行うためにも失敗する確率は可能な限り下げておく必要があります。

投資というのはあくまで"余剰資金"で行うものです。 短期間での一攫千金など無理な勝負を行うと自分の生活自体が破綻してしまいます。 豊かな生活を目指して投資を行うはずが、生活自体が破綻してしまうと本末転倒です。 それらを避ける為にも必ず余剰資金で行う必要があります。

しかし、収入の把握や家計の整理が甘いと余剰資金がどれくらいあるのか理解することができないです。

これらを整えることが第一歩です。

収入の把握

収入は毎月入るお金のことです。 会社員などの場合は毎月の手取り給与ということになります。

注意点としては"安定して入ってくるお金"を収入とすることです。 例えば、残業代や一回きりの手当などは別物として考えます。

ただし、年間を通して確実に貰える手当は収入に含みます。 会社員であれば通勤手当などが当てはまると思います。

そして、会社員の場合は重要な収入と考えられる賞与も別と考えることが望ましいです。 なぜなら、賞与も決して安定的に貰えるものではないからです。 また、会社の状況や社会情勢などにより大きな変動となる可能性もあります。 そのため、私は賞与を安定した収入と見なしていないです。

ということで、私の言う収入とは毎月安定して貰えるお金のことです。 具体的には基本給と年間を通して支給される手当から税金を引いた手取りとなります。

家計の整理

収入の把握と同時に家計の整理を行うことも必須です。

ここで重要なのは収入の 10 分の 9 で賄える家計を組むことです。 つまり、収入の 10 分の 1 は使わないようにします。 この分は次回の生活防衛資金を貯める為に使うようにします。

そして、毎月の収支が赤字にならないようにします。 特に収入でも書いた通り、賞与をあてにしては駄目です。 必ず、毎月の収入で家計を考える必要があります。 賞与を支出の補填に使っては駄目です。

このように考えると贅沢をできないと言う人が必ずいますが、仕方ないです。 ネットやテレビを見て勘違いをしてしまうかもしれませんが、一般的な私達の収入ではそれが普通なのです。 むしろ、メディアなどで贅沢な暮らしや派手な暮らしをしている方が稀なのです。 正直、どうしても贅沢がしたいのであれば収入を上げるしか方法はないです。

私達の収入ではそんなものなのです。

また、家計簿を書くことを私は勧めます。 この時、1 円単位で把握するようなものではなく、各支出にいくら割り当てるという簡単なメモのようなもので十分効果があります。 私の場合も家賃がいくら、通信費がこれくらいとざっくり分けている家計簿をつけています。 細かいところまで気にすると続かなくなるため、大まかに区切っているだけです。

家計簿を書くと無駄な支出が可視化されそれだけで気持ちが変わります。 それらをなんとなく意識するだけで無駄が減りはじめます。

第一歩

投資の第一歩は収入の把握と家計の整理です。 実はこれが最も重要だったりします。 特に家計の整理で収入の 10 分の 9 で生活できる家計を組むことができれば投資は成功すると考えています。

これは身近な人の話を聞くとほとんどの人が出来ていないことです。

投資は余剰資金で行うものです。 しかし、その余剰資金がいくらあるのか把握していないと生活を破綻させる状況まで資金を投入してしまう危険性があります。 実際に昔の私は投入して生活が破綻していました。

投資を始める第一歩は収入の把握と家計の整理を行い、結果的に余剰資金を把握することです。

つづく

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