私は、毎年の正月休みにお金や投資に関する本を読んで、方向性や戦略などを再確認しています。 2024 年もいくつか、そのような書籍を読みましたが、特に新しい視点や見解は得られませんでした。
今回は、私がおすすめするお金および投資に関する本を紹介します。 と言っても、今迄紹介していた本と変化ないです。 それほどまでに不変の名著だと私は思っています。
お金に関する本
バビロンの大富豪
お金に関する本は "バビロンの大富豪" 一択です。 私の人生そのものを大きく変えた本でもあります。 この本から始まり、私はある程度の資産を築くことができています。
はっきり言って、現在刊行されているお金や蓄財に関する本の中身はこの本の用語や表現を変えて言い直しているだけです。 この本を何回か読んで内容を理解すれば、その他の本は別に読まなくてもいいと思います。
より読み易くなった漫画版も発売されベストセラーとなっているようですが、私は原著をおすすめします。 漫画版は絵の力が強過ぎてそちらにばかり目が向いてしまいます。 私個人の問題かもしれませんが、原著の方が内容を精査して理解し易いように感じます。
ちなみに、私が所有しているのは 24 刷版です。 何年か前に読み直していて珈琲を派手にこぼしてしまい、買い直しています。
お金に関する本はこれを読むだけで、十分です。
投資に関する本
ウォール街のランダムウォーカー
お金に関する本が "バビロンの大富豪" の焼き直しなら、投資に関する本は "ウォール街のランダムウォーカー" です。 この本は私をインデックス投資に向わせてくれた非常に恩のある一冊です。
インデックス投資に関する本はこの本を要約したものやもう少し理解し易くしたものが大多数です。
内容としてはデータに基き理論立てして、インデックス投資の優秀さを記載しています。 過去、市場に起きた事件や新な投資商品についても詳細な解説がされています。
インデックス投資の優秀さを主張していますが、インデックス投資の本というより投資全般の原点となる本だと思います。
ただし、本としては少々読み難いかもしれません。 投資をやったことがないと言う人が最初に読むと眠たくなってくるかもです。
最新版は 13 版となり、私が所有している最も新しいのは 11 版なのでそろそろ買い替えた方が良いかもしれません。 知識の再確認とアップデートの為に検討しておきます。
敗者のゲーム
上述した "ウォール街のランダムウォーカー" が読み難い場合は "敗者のゲーム" から読むのが良いかもです。
内容としては、"ウォール街のランダムウォーカー" で読み難い部分を判り易く表現しています。 一般的には "ウォール街のランダムウォーカー" よりも "敗者のゲーム" の方が好まれていると思います。
実は、この本に関する印象はそこまで無いです。 私は先に "ウォール街のランダムウォーカー" を何回も読んで、投資についてある程度理解した上で "敗者のゲーム" を読んでいます。 そのため、"ウォール街のランダムウォーカー" で書いていた内容を簡単にしただけという印象しかないのです。
ただ、中身はより読み易くなっているので、前知識が無いのだとすれば "敗者のゲーム" から読み進めることをおすすめします。
投資の大原則
投資において、理論やらデータやら知らんがな、結局どうすればいいの ? という人には "投資の大原則" を勧めます。
もう何も考えずに、この本に従ってインデックス投資を長期間行えば資産が減少するリスクはかなり下げることができます。 難しいことは考えたくない、が、投資で資産を増やしたいと思っている人が読むべき本としておすすめです。
内容は "敗者のゲーム" を更に易しく読み易くした本です。 ページ数も 200 ページくらいで字数も少いので、人によっては一日で読めると思います。
一応、私も所有しています。 買った時に 2,3 回読んでそれ以来読んでいないですが、なんとなく、本棚にある私のバイブルコーナーに飾られています。
おわり
全く変わり映えしないですが、おすすめの書籍紹介でした。
一番のおすすめは "バビロンの大富豪" です。
投資なんてしたくない人でもこれだけは蓄財の名著として読んだ方が良いです。
余談
バンガードで有名なジョンCボーグルもインデックス投資に関する書籍を出していますが、とんでもなく読み難いのでおすすめしないです。