硬貨の両替手数料比較

私は昔から小銭貯金をしています。 家に帰った際は財布の中の小銭を全て瓶の貯金箱に入れることが習慣でした。

しかし、昨今はキャッシュレス決済を主に使用しているため、小銭を貯める機会が大きく減りました。

さらに、キャッシュレスを推進するためだと思いますが、銀行が小銭の持ち込みに対して手数料を取るようになっています。

今回は小銭を銀行に持ち込んだ際にかかる手数料をまとめておきます。 住んでいる地域が高知県となるため、主に高知で使える銀行を対象としています。

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小銭貯金 : まだそこそこ残っています

対象金融機関

高知県はほんとうに田舎な為、銀行もそれほど選択肢がないです。 主に四国銀行かゆうちょを使っていれば困ることはありません。 メガバンクとして、みずほの支店もありますが、一店舗しかないため使い勝手が悪すぎます。

調べる金融機関としては

  1. 四国銀行
  2. 高知銀行
  3. 高知信用金庫
  4. 四国ろうきん
  5. ゆうちょ
  6. JA バンク

となります。 参考としてメガバンク 3 社も調べてみます。 りそなは調べなくていいでしょう。

小銭に関する手数料

金融機関名 円貨両替手数料
四国銀行 50 枚まで- 無料
1,000 枚まで- 330 円
1,001 枚以上- 1,000 枚ごとに 330 円を加算
高知銀行 100 枚以下- 無料
300 枚以下- 220 円
500 枚以下- 330 円
1,000 枚以下- 440 円
1,001 枚以上- 1,000 枚ごとに 330 円を加算
高知信用金庫 100 枚以下- 無料
300 枚以下- 110 円
500 枚以下- 220 円
1,000 枚以下- 330 円
1,001 枚以上- 1,000 枚ごとに 330 円を加算
四国ろうきん 100 枚以下- 無料
300 枚以下- 110 円
500 枚以下- 220 円
1,000 枚以下- 440 円
2,000 枚以下- 660 円
2,001 枚以上- 660 円 + 1,000 枚ごとに 330 円
ゆうちょ 50 枚以下- 無料
100 枚以下- 550 円
500 枚以下- 825 円
1,000 枚以下- 1,100 円
1,001 枚以上- 500 枚ごとに 550 円を加算
JA バンク 49 枚以下- 無料
500 枚以下- 330 円
1,000 枚以下- 660 円
1,500 枚以下- 990 円
以降 500 枚ごと- 330 円加算

メガバンクの場合

金融機関名 円貨両替手数料
三菱 UFJ 銀行 10 枚以下- 無料
500 枚以下- 550 円
501 枚以上- 500 枚ごとに 550 円を加算
三井住友銀行 300 枚以下- 無料
500 枚以下- 550 円
1,000 枚以下- 1,100 円
1,001 枚以上- 500 枚につき 550 円加算
みずほ銀行 10 枚以下- 無料
500 枚以下- 550 円
501 枚以上- 1,320 円 + 500 枚ごとに 660 円

結果

高知県で小銭貯金を両替する場合、「四国銀行」「高知信用金庫」「四国ろうきん」から選んでおけば問題なさそうです。 ただし、数量が 500 枚以下の場合は後者 2 行が四国銀行より安いです。

規模の大きな銀行 (メガバンク、ゆうちょ) は圧倒的に手数料が高いため小銭の両替には使用しないほうが良いです。 どうしてもメガバンクを使う必要がある場合は三井住友であれば 300 枚まで無料なため、ちょっとお得になるかもしれません。

キャッシュレスを普及させたいという思いと、手間を考えた両替手数料だと思いますが、小銭貯金をしている人にとっては厳しい時代となっています。 無料の範囲で少しずつ両替するのが良いかもしれません。