iDeCo口座を使う証券会社の比較

2022 年は iDeCo (個人型確定拠出年金) の大きな改正があります。 今回は証券会社を比較して、どの証券会社を使うのが良いか考えていきます。 ほぼ、結果は見えていますが、まぁ、まとめておきます

iDeCo は老後の資産形成として最も優れている制度だと思うので有効に活用しようと考えています。

  1. iDeCo 制度の再確認
  2. iDeCo の改正を確認
  3. iDeCo 口座の比較 (この記事)

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iDeCo 公式ロゴ

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公式キャラ イデコちゃん

手数料の種類

iDeCo の手数料としては加入時に払うものと運用時に払うもの、給付時に払うものがあります。 初回に払う手数料として、国民年金基金連合会へ支払う加入手数料と口座を開設する証券会社へ払う手数料があります。 運用時は上記 2 つの機関に加えて事務委託先金融期間に払う手数料が加算されます。 給付時は一回につき、事務委託先金融機関に払う手数料があります。

こう見ると少々多いような気がしますが、それぞれの手数料は多くなく、それ以上に iDeCo を使うメリットの方が大きいので問題にならないと考えます。

証券会社の比較

結論を言うと、主要な証券会社は手数料が横並びです。

  • 初回手数料: 2,829 円
  • 運用手数料: 171 円
  • 給付手数料: 440 円

初回手数料の内訳は国民年金基金連合会へ 2,829 円、証券会社分は無料です。

運用手数料の内訳は国民年金基金連合会へ 1 回あたり 105 円、事務委託先金融機関へ月額 66 円、証券会社分は無料です。

給付手数料の内訳は事務委託先金融機関へ 440 円となります。

調べた限り、一般的に選ばれるであろうネット証券会社はすべて同じ手数料となっています。 差は一切なく、どこを選んでも変わりないです。

と、言うことは証券会社を選ぶ基準は選択できる商品が重要となってきます。

商品の比較

手数料に全く差がないため、選択できる商品を比較していきます。 私の投資に対する考えはインデックス投資となるため、それらを踏まえて比較していきます。

所感に関してはインデックス投資が適切に出来る場合を良としています。 商品はあるが、手数料が高いなどの悪条件があれば評価を下げています。

証券会社 商品数 (投資信託 : 元本確保型) 所感
SBI 証券 83 : 4
楽天証券 31 : 1
マネックス証券 26 : 1
松井証券 39 : 1
au カブコム証券 26 : 1

調べてみると SBI 証券が圧倒的です。 取扱商品数、インデックス投資に適した商品ラインナップなど、iDeCo 口座を作るのであれば SBI 証券一択と言えます。

上記以外のネット証券会社は iDeCo にあまり力を入れていないようです。 SMBC 日興証券は運用手数料が抜けて高いので除外、GMO クリック証券やDMM 証券は iDeCo を扱っていないようです。 LINE 証券はモバイルを意識しているためか PC での観覧が非常に見難い為、確認するのを止めました。

まとめ

調べた限り、iDeCo 口座を開設するのであれば SBI 証券が最も良いという結果になりました。 それも、圧倒的に良いです。 商品ラインナップに加えて、手数料、また、iDeCo のページの見やすさ、説明のわかりやすさなど SBI 証券が抜けている印象です。

最終的に、証券口座を作っている証券会社で iDeCo 口座も開設すると思いますが、どこにするか悩んでいるのであれば SBI 証券を選んでおけば間違いないです。 通常証券口座を考えても SBI 証券で口座開設を行うと良いと思います。