5月のREITチャートを眺めてみます。年初来から見ると相変わらず好調です。特に日本REITは上昇が高く、年初来で20%以上上がっています。
しかし、適当な個人の予想ですが、そろそろ下がるのかなとも思っています。詳しくは下に書きますが、私のところに不動産屋の電話が多くなったことです。
米国REIT
米国REITの指数としてVNQを確認するように変更しました。理由は株価の時と同様にバンガードの本に影響されたからです。また、厳密には不動産株も含まれているので純粋にREITだけではないですが、まぁ、気にするほどでもないと思っています。
RWRから変わったので単純に比較はできないですが、ついにコロナショック前の水準まで回復しています。年初来からみても21%以上の上昇となっており、21年前半はREITの時代ですね。
とりあえずはコロナ前の水準を回復していますが、REITは落ちるときは正に滝のように落ちるのでポートフォリオの保有率も現状維持でいきます。
欧州REIT
欧州REITは年初来から堅実に上昇していますが、米国REITや日本REITと比べて弱いです。コロナショック前の水準を見ても半分ほどしか回復していません。
そういえば、先進国REITを買っていますが、欧州人の家や土地に関する意識はどのような感じか調べたことがありませんでした。古い建物を大事にする文化だとはどこかで聞いた気がするのですが、よく理解していません。若い人は日本のように新築思考なのか、それとも歴史や文化を大事にするのか、今度調べて見ます。
日本REIT
米国REITほどではないですが、日本REITも好調です。年初来で18%ほどの上昇となっています。しかし、コロナ前の水準にはあと一歩届いていないです。このまま好調を維持して、6月には届いて欲しいと思います。
相変わらず、日本REITは買っていないので恩恵を受けていませんが、私も日本に住んでいるので価値向上にがんばってもらいたいです。
警戒
私は日本REITに頑張ってもらいたいのですが、若干、警戒感を持っています。なぜなら、最近、私の電話に不動産屋からよく電話がかかってくるようになったからです。前に記事で書きましたが、お金を持っていない個人の私に不動産を勧める意味、意義がわからないです。
携帯には「迷惑電話」の表示がされますが、一回、仕事の電話と間違って出てしまいました。内容としては「大阪、なんばの駅チカ物件を買わないか？」という内容です。そのときは仕事が残っていたので断って切りましたが、儲かる確率が高いのであれば自分たちの会社や仲間内でやればいいのです。それを行わずに一個人に紹介するということは儲かる確率が低いと言うことです。推測ですが50%以下は確実だと思います。
話が逸れましたが、このような詐欺紛いの勧誘や電話が多くなると市場が危ないと思うようにしています。リーマン・ショック時に空売りで大儲けした投資家マイケル・バーリ氏も言っています。また、2017年の仮想通貨が盛り上がっていたときもそうでした。
私は長期積立投資を行っているので保有率を下げようとは考えていませんが、個別で投資している人はお気をつけください。
まとめ
REITは相変わらず好調です。米国に関しては株価同様に上昇し、日本では株価以上に上昇しています。短期間の感想ですが、相関係数的にも日本REITはリスクヘッジに有効かもしれないです。長期的には人口減少などがネックになると思いますが。
また、私事ですが、不動産屋からの電話が続いているので警戒感は持っています。
