7月のREITチャートを眺めます。
REITは年初来から非常に好調です。米国も日本も株価以上に上昇しており、私の今年の資産運用において非常に活躍してくれています。
米国REIT
米国REITは7月中旬に少しさがりましたが、下旬にかけて再上昇し、年初来高値を更新しています。株価同様に年初から右肩上がりを続け、ついに年初来率が30%を超えています。 すごいことになっています。新型コロナの影響をものともせず、上昇し続けているのはすごいですね。今後はテーパリング等の話が本格化すると減少に転じる可能性もあります。 リスクの高い投資商品なため今後、一気に下落する可能性があるかもしれませんが、少々、下落しても問題ないくらい今は利益を出していますね。
欧州REIT
欧州REITも米国同様によく上昇しています。7月は中旬に大きめに下げましたが、その後、いい感じに回復して8月を迎えています。年初来の率も23%程となっており、非常に好調です。 ただ、6月もそうでしたが、リスクの高い商品となるため、変動が大きいです。7月の上旬に8%上がったと思えば、中旬には6%下落しています。荒れています。
また、欧州の方はREITに関する情報が個人では調べ難いのが難点です。しかし、荒れているとは言え、コロナの状況でもしっかり上昇しているのはすばらしいと思います。
日本REIT
日本REITは年初来の上昇率は22%程と非常に優秀ですが、6月7月と所謂、ボックス相場になっており、停滞しています。上がりきらない、下がりきらないとなんとも言えないチャートに私は見えます。 また、オリンピック後のREITは特に心配しています。コロナ禍の状況では土地の価値が上昇すると考えることができないですし、オリンピックが終わった後の反動も気になります。個人としては日本REITは 保有していいないため、資産に影響はありませんが、今年後半にかけては状況を追ってみます。
## まとめ
毎月書いていますが、今年のREITは非常に好調です。年初来でみると株価以上の収益率となっています。S&P500が25%に対して米国REIT 30%、JPX400が6%に対して日本REIT 22% となっています。欧州の株は確認していませんが、欧州RIETは米国の株価と同等の収益率となっています。非常に好調だと思います。
日本REIT以外は年初来から右肩上がりを続けています。下落の懸念としては米国のテーパリングぐらいだと思いますが、REITはリスクの高い投資商品となり下落するときは一気に落ちるので注意です。 また、日本REITはオリンピック後の状況が気になるのとコロナの再拡大が懸念です。現に6月7月はボックス相場のようになっており、上がるか下がるかわからない状況になっています。
ちなみに、REITは基本的に先進国 (除く日本) を保有しているため非常に好調です。しかし、REITのようなリスクの高い商品は大きな下落に注意です。