インデックス投資の不利点 #2 すぐに結果を出すことができない。

今回は私が考えるインデックス投資の不利点として、
「すぐに結果を出すことができない」
という点について書いていきます。

その他の項目については概要を参照してください。

インデックス投資のまとめ

また、記事の内容は個人の意見となり、自分用に書いています。

長期的に考える

インデックス投資は長期的に考え、続けることが重要となります。インデックス投資の代名詞となっている米国S&P500の年間成長率は大体7%と言われています。 つまり、100万円を投資したと考えると年間で7万円増えることが期待できます。100万円も投資して7万円って正直少ないと感じる人が多いと思います。 さらに、S&P500は基本的に米ドル基準の指数となるため、日本円に換算すると為替リスクも生じます。日本円で考えると期待リターンは7%より少し下がるかもしれません。

長期的に続けることにより「複利」の効果を得て、結果を出すことができるようになります。複利とは簡単に言うと得た利益も投資することにより収益を指数関数的に上昇させることです。 例えば、収益率7%と考えると100万円を投資した場合、年間7万円の利益を上げることが出来ます。この得た7万円を元本に組み込み次の年は107万円を運用します。そうすると、収益は7.49万円となります。 同様に次の年は114.49万円を運用すると収益は約8万円となります。このように投資することを一般に「複利運用」と言ったりします。

インデックス投資で良い結果を得るためには

  1. 長期間で考える
  2. 複利運用を行う

を行う必要があります。

短期で結果はでない

逆に考えるとインデックス投資を成功させるためには長期投資と複利運用が絶対の条件となります。短期間で考えると利益を得ることができないか、または非常に少なくなります。 上記の条件で考えても100万円を1年間運用して収益は7万円となります。1ヶ月で考えると6千円弱です。1日200円です。正直、やってられません。

インデックス投資を行い、短期間で良い結果を出すことは (私は) 不可能だと思います。そもそも、短期間で成果を出す投資手法ではないです。 2020年の最安値から初めた人はすごい利益を上げているかもしれませんが、現実的ではなく、再現も無理だと思います。

非常に難しいですが、長期間コツコツと継続していくことがインデックス投資で成功するただ一つの道となります。

まとめ

インデックス投資で成功するためには長期で複利運用する必要があります。
そのため、短期間で結果を得ることは不可能だと考えます。