所属している会社の業績がちょっとだけ良かった為、3 月に年度末一時金を貰いました。
金額としては少しですが、約半分を投資に充てる事としています。
そこで、どの商品を追加するか悩んでいましたが米ドル建て VT を購入しようと思います。 所謂、米国 ETF です。
投資資産もそれなりの額になっています。 そろそろ、通貨分散を考えても良いタイミングだと思います。
通貨分散について
私は日本に住んでおり、日本円を中心に生活しています。 インターネットや配送業界が発展したことにより海外通販なども利用しやすい環境ですが、特に日本で住んでいる場合、日本円を扱うことは必須です。
そして、保有している投資信託も日本のファンドが運用している商品のみで運用しています。 中身は海外に分散されていますが、通貨の単位は円建てとなります。
これは実質、日本という一国に依存している状態です。 個人的に日本は安定感が高く、潰れることの無い国だと思っています。 しかし、資産運用の観点から考えると一国に依存している状態はよろしくないです。
また、保有している資産の評価額も 1,000 万円を超えています。 そろそろ資産について通貨の分散を考えても遅くないタイミングだと思います。
通貨分散の目的
通貨分散の大きな目的は 2 つあります。
- リスクヘッジ
- 収益機会の拡大
リスクヘッジ
リスクヘッジについては上述した通りです。 日本円だけで資産を保有すると為替の影響もあり、十分にリスクが分散されていないです。 2022 年 4 月現在の円安傾向なども考えるとどうしてもリスクがあります。
また、為替市場を考えても日本円は 10% 前後です。 最も大きいのは当然、米ドルであり、約 40% 程の規模を誇ります。 時点でユーロです。 日本円はユーロの次となります。
世界の国で考えると十分強いのですが、米ドルの市場が大きすぎます。 そのため、リスクを低減させるためには米ドル建てによる資産保有も必要となります。 むしろ、市場規模から考えると米ドル建てで資産を持たない理由がないです。
収益機会の拡大
リスクヘッジと似たような考えになりますが、収益機会についても日本円のみで資産を保有すると為替の影響を強く受けます。 例えば、保有資産の評価額が上昇している場合でも、それ以上に為替の影響があると保有資産の「価値」が減少する可能性も有ります。
保有資産の通貨を分散させることにより、為替の影響を少なくでき、収益機会を拡大することができます。 一方の通貨価値が減少しても、もう一方の通貨価値が上昇することにより損を抑えることが可能となります。
まとめ
投資対象、商品の分散を行い、さらに通貨も分散させることにより、「資産価値」のリスクヘッジになります。 ポートフォリオの方が優先順位は高いですが、ある程度の資産額になると通貨分散も考えた方が良いと思います。
おわり
私の資産価値も日本円で 1,000 万円を超えています。 それなりに頑張っているつもりです。 そして、これからも資産価値の増加を目指していきます。 そのためには、大きな資産価値減少を防ぐためのリスクヘッジが必要となります。
そろそろ、通貨分散を考えても良い頃合いだと思います。 とりあえず、思わぬ収入であった年度末の一時金を米ドル建て VT に投じようと思います。 当然ですが、証券会社は SBI 証券で行います。