年度末に一時金を頂いた雑記

3 月も終わりになり、今年度も終わろうとしています。

私の勤めている会社は年度末に少額の一時金を配りました。 社会情勢が厳しい中、少しだけ儲かったこと、また物価高への対応などを考えての措置らしいです。 金額は少額ですが嬉しいことです。

私はこの一時金を全てインデックスの積立に使います。 時間があるときに全体のバランスを考えますが、基本は eMAXIS Slime 全世界株式 (オルカン) に投じると思います。

長期投資を行う上でこのような思わぬ収入の使い方で将来に差が出ると考えているからです。

このようなことを会社で話すと「欲しい物とかないの?」とよく質問されます。 どうもほとんどの人がこのような一時金は全て欲しいものを買うことに使っているようです。 あくまで私の周りではそのように行動しているようです。

当然、私も欲しい物はあります。 新しい PC とか遊び用のロボットとか欲しいと思っています。

しかし、私の場合は毎月の収入からそれらを購入できるように家計を整えています。 そもそも、投資を行う上で最も重要なことは毎月の収入で生活できるように家計を整えることです。

詳しくは過去に記事を書いています。

money.nyaomin.info

基本的に日々の生活をする上で一時金 (夏冬の賞与等) を毎月の赤字補填に使用しては駄目だと考えています。 一時金は全く安定していない金額であり、いつ減ってもおかしくない収入です。 最悪の場合、ゼロという可能性もあります。 そのような収入に頼る家計というのは非常に不安定な状態だと考えます。

現代の日本で会社員をしている場合の収入はある程度安定した状態で毎月支給されます。 最低金額が決まっており、それを下回ることは基本的に無いです。 自営業などの個人事業主は難しい面があるかもしれないです。 その辺りは経験がないのでなんとも言えないです。

家計というのはこの安定した収入を基に組み、整えることが大事です。 意外とみんなやっておらず、一時金を頼りにしているようです。 そのような家計だと何か思わぬ出費があった際に困ることになる可能性があります。 場合によっては通年で赤字になってしまうこともあるかもしれないです。 それは流石に良くないです。

もし、毎月の収入で家計を賄えていない場合は見直すことを勧めます。 どこか無駄な出費がないか、余計な物に必要以上にお金を掛けていないかなど確認した方がよいです。 子どもの有無により変わるという意見もあり、その点は理解できますが、かと言って不安定な予算を組むことを許容する理由にはならないです。 実際、ネットで少し調べるとそのような状況でも家計を綺麗に整えている人は存在します。

そして、もう少しだけ余裕を持ち、最低でも収入の十分の一は貯蓄や投資に充てると良いです。

収入の十分の一を貯蓄や投資に充てることは思った以上に効果があります。

この言葉で私は低賃金、貯蓄ゼロの状態から 1,000 万以上の資産を築くことができています。 ちなみに、低賃金なのは現在も同じです。 最新の 30 代平均賃金を見て泣きそうになっています。 機械系の技術職は儲からないです。