賞与の使いみち雑記

今年も夏季賞与の季節となってきました。 出る企業は大体、6 月の後半から 7 月の上旬で支給されると思います。

ありがたいことに、私が勤めている会社も夏季賞与を出してくれます。

賞与というのは使い方によっては強力な資産運用の手助けとなります。 今回は賞与の使い方について改めて考えていきます。

大前提

大前提として賞与というのは家計の補填にすることは良くないです。 家計の補填とは毎月の固定費や返済の当てにすることを言います。

基本的に毎月の家計というのは毎月の給与で補うべきです。 賞与を当てにして家計設計を行うことは絶対に避けるべきです。 そのような家計を組んでいると思わぬ自体が起こったときに一気に家計が崩壊してしまう危険があります。 毎月の家計は給与のみで設計するべきです。

自分流の使いみち

賞与の使い方として私の場合は初めに 42 万円を取り除きます。 これは年初に決めた毎月の積立額 15 万円を行うための費用です。 基本的に賞与は夏と冬に出るので各賞与で半年分を考えます。 毎月の給与から 8 万円を投資に使っているので残り 7 万円掛ける 6 ヶ月で 42 万円です。

残った分は欲しい物や必要な物があればそれを購入する資金にします。 ここで、購入資金にしますが、よく考えてどうしても欲しい、必要な場合のみ使います。 それ以外は更に投資資金や貯蓄へと回します。

だたし、最初に 42 万円という高額を取り除くため恐らく残金は無いです。

つまり、実質、全額を投資に使っています。

これが私の使い方です。 毎月の家計を毎月の給与で賄っているためできることだと思っています。

最低限の使い方

とは言っても全額を投資に使える人は少ないと思います。 特に子供がいる家庭などは必要なものも多く、不可能だと思っています。

しかし、それでも最低限 10% は投資や貯蓄に使ったほうが良いと考えます。 可能であれば 30% を投資や貯蓄に使ったほうが良いです。

これは私の人生を変えた本である「バビロンの大富豪」の教えです。 実際問題、収入の 10% を使わなくても生活の質は変わらないです。 自分自身の経験からもこのことは真実だと思っています。

詳しくは実際に本を読むことが一番です。 漫画版などが出ていますが、私は文字で読むことを勧めます。 漫画は絵を見ることに集中力を持っていかれ、内容を理解する意識が薄まってしまうと感じるからです。 人によると思いますが、私は文字で読むほうが圧倒的に良いと思います。

最低限の使い方として 10% は投資や貯蓄に使うことを勧めます。

おわり

賞与の時期となり、会社でも何に使うかという話を聞くようになっています。 毎年のように車を買う人、旅行に行く人、趣味に全力投球する人など様々です。

しかし、現代では将来のことも考えておかないと駄目です。 物価の上昇や平均寿命の上昇による老後期間の増加などお金が必要な場面は多くあります。

当然、好きなことに使うことは大事ですが、ある程度は将来のことも考えておきたいものです。

余談

国内であれば旅行とかも嫌いではないです。 北海道や九州の温泉巡りを行ったこともありますし、大阪や東京へは割と遊びに行きます。 そのうち、計画を立てて、北陸あたりに行ってみたいとも思っています。 行くならやっぱり温泉になると思います。