現在、日本株が年初来 30% 程のすごい上昇をしています。 私も資産として数 % の日本株式投資信託を保有しているため、恩恵に預かることができています。
そして、このような上昇局面では毎度のことながら様々な意見が飛び交います。 曰く、"もっと上昇する"派と"バブル主張"派です。 もっと上昇すると考える人もバブルだと考える人も色々な理由を付け、考えを訴えています。
個人的にこのような話は全く聞く耳を持っていないです。
数年前の米国株ブームでも体験したように株の上昇や下降を予測することは不可能です。 正確に言うと"再現性"が非常に低いです。 一回や二回当てることは容易でも数年に渡り、長期で予想を当てることは無理です。 これはほとんどのアクティブファンドがインデックスファンドに勝てないことからも証明されています。 また、ひと握りのアクティブファンドは短年ではインデックスファンドに大きく勝てますが、長期的にはリターンが変わらなくなってきます。
少し前に見たネットの記事で 2015 年からの資産別パフォーマンスは次の通りです。
この表によると 2022 年で最も良いパフォーマンスだったのは「日本株式」です。 2021 年はグローバル REIT となり、先進国株は全体的なパフォーマンスは上位ですが、2019 年しかトップになっていないです。
そもそも、過去の結果を見ても「日本株」というのはそこまで悪い資産でないです。 投資に関する著名人の意見でも「日本株」は軽視されることが多いですが、実際の数字を見ると悪くないと思います。 昔から十分、保有する価値のある資産です。
なので、今の日本株が上昇している局面を見ても特に何も思わないです。
私が数年前に学び直し、自分で考えに考えた結果、投資というのは全世界へ分散したインデックス投資が最も良いと考えます。 ここで言う"分散"とは株式だけではなく、債権や REIT も含みます。 米国への集中投資や上昇している資産に投資をするのではなく、はじめからアセットアロケーションを考え、全世界に投資をします。
また、この投資方法であれば始めるタイミングなどを図る必要がないです。 全世界のどの資産が上昇するかわからないため、全部に分散させるという考えなので、どの資産が上昇しても問題がないです。
ということで、日本株が大きく上昇している現在でも私は特にすることがなく、静観しています。
NISA や iDeCo のおかげで職場でも投資に興味が出ている人がおり、意見を求められますが、特に無いというのが本音です。 日本が上昇しようが、しまいが、どちらでも恩恵を受けられるように全世界に分散したインデックス投資を行っています。
投資の神様と言われているウォーレンバフェットが日本株に注目していると言う話も聞きますが、我々のような一般人は気にする必要もないです。
今までどおり、インデックスファンドに積立していくだけです。
それが最良です。