新NISAで選択するファンドとポートフォリオ

前回からの続きです。

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今回は 2024 年から始まる新 NISA で積立するファンドを決めます。 まぁ、わざわざ書かなくても手数料や純資産額、これまでの信用から eMAXIS Slim シリーズ一択だと考えています。

選択するファンド

冒頭にも書いたとおり、私は eMAXIS Slim シリーズを選択します。 最も大きな理由は業界最低水準の運用コストを維持していること、そして、ファンドの宣言どおりに運用コストを下げ続けていることです。 ただし、公式の HP にも書かれていますが、業界最低水準の運用コストを保証するものではないです。

また、eMAXIS Slim シリーズは幅広い商品を扱っていることも魅力です。 例えば、SBI・V・シリーズなどは株式しか扱っていないです。(今後は増えていくかもしれないです。) 対して、eMAXIS Slim シリーズは債券、REIT も扱っており、全世界インデックス投資を行うための商品が充実しています。

eMAXIS Slim シリーズが登場した時は既存の eMAXIS シリーズの手数料を維持したことで色々と言われていたように思います。 しかし、eMAXIS Slim シリーズは SBI 証券の投信ランキング上位を独占するほどの人気となっています。 この二つの違いは eMAXIS Slim シリーズが完全オンライン専用ということです。 店頭販売はなく、書類等も電子交付のみとなっています。 デジタルに対応できるのであれば eMAXIS Slim を選択する方が圧倒的に優れています。

まぁ、ということで新 NISA では eMAXIS Slim シリーズを中心に資産運用を行っていきます。

今も eMAXIS Slim シリーズを中心にしているので特に変わらないということです。

ファンドのポートフォリオ (未だ検討中)

ファンドのポートフォリオについては色々と考えています。 現在の状況では下記表のポートフォリオで検討中です。

ファンド 割合 (%)
先進国株式 40
日本株 15
新興国株式 20
先進国 REIT 5
日本 REIT 5
先進国債 10
日本債券 5
合計 100

全世界株式 (オルカン) は選択していないです。 理由は先進国、日本、新興国の割合を調整することが面倒だからです。 オルカンを選択した場合、米国が約 60% を占めることになり、少し割合が大きく感じます。 米国は確かに世界経済を牽引する存在ですが、一国に集中しすぎるとリスクも高くなります。 資産運用はリスクを抑えて、安定的に推移してほしいと考えているため、先進国、日本、新興国を別々に保有することを選択しています。

ちなみに、オルカンは非常に良いファンドです。 一つのファンドで完結させたいのであれば真っ先に選択肢に挙がります。

また、全体としては株式 75%, REIT 10%, 債券 15% としています。 少し、REIT の割合が大きく、債券が少ないような気もしますが、ここも要再検討です。

おわり

この一週間は新 NISA に対する検討を行ってきました。 選択するファンドや大まかな割合を決めました。 最終的にはもう少し調整をすると思いますが、今回の内容を軸に据えていくことは間違いないです。

2024 年から始まる新 NISA は一般人である我々が資産運用を行う最適な制度だと思います。 無理のない可能な範囲で利用していきたいと考えています。