インデックス投資の利点 #2 チャートに関する勉強が不要

今回は私が考えるインデックス投資の利点として、
「チャートに関する勉強が不要」
という点について書いていきます。

その他の項目については概要を参照してください。

インデックス投資のまとめ

また、記事の内容は個人の意見となり、自分用に書いています。

インデックス投資を行うにあたって、難しいチャートの勉強は不要です。投資を行う際にモニターを何台も並べて、難しいチャートを眺めている映像を見たことがある人もいると思います。そんな姿を見て投資は難しいものだと思うのは非常にもったいないです。インデックス投資であればそのようなチャートに関する勉強は「一切」必要としません。

チャート分析

投資と言えばこんなチャートを眺めていると思っている人もいるかもしれません。
TOPIXの直近1年に「一目均衡表」と「RSI」を載せてみました。

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チャート例

初めて見ると何が何だか解らないと思います。
一目均衡表の転換線がどうのこうの...雲の厚さがどうのこうの......
RSIのシグナルがどうのこうの...70%ラインが〜、30%ラインが〜......
聞いているだけで嫌になってきます。

インデックス投資であればこのようなチャート分析は不要です。

インデックス投資の基本的な考え

インデックス投資の基本的な考えとして、「長期で見ると株価は常に上昇する」というものがあります。資本主義の世の中であれば長期的に株価は上昇します。これは過去の歴史から恐らく今後も続くであろうと考えられています。米国のS&P500のチャートを見ると確かに右肩上がりとなっています。

見やすくするために「ライン」表示にしています。
「SPX」と言うのはS&P500と全く同じ動きをする商品だと思ってください。
なんとなくキリが良かったので1980年1月1日を100としたグラフになっています。

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S&P500

米国の株価推移となりますが、2000年代初めのドットコムバブル崩壊、100年に一度の大暴落と言われた2008年のリーマンショックアジア通貨危機や直近のコロナショック等、多くの暴落がありましたが、長期で見ると株価は常に上がっています。これら過去の流れからインデックス投資では「長期で見ると株価は常に上昇する」と考えます。

そのため、チャートの分析などは行わず、指数に連動した商品を買ったら長期で持ち続けます。指数と言うのはS&P500等のことです。一度買った商品を長期で持ち続けることで、将来の利益を期待します。そもそもチャートすら見る必要がない投資手法なのです。

まとめ

インデックス投資の基本は投資商品を買ったら長期で持ち続けることです。株価の過去実績から長期的に上昇すると考えられるからです。そのため、チャートに関しては基本的に見る必要も、勉強する必要もありません。インデックス投資は非常に「楽」な投資手法であり、忙しい社会人にも行い易い投資方法です。