私が考えるインデックス投資について、
投資を成功させるためにはどのような心構えが必要か書いていきます。
2回目は「動かさない」という点です。
その他の項目については概要を参照してください。
また、記事の内容は個人の意見となり、自分用に書いています。
一生持ち続ける覚悟で買う
インデックス投資の基本的な考え方は長期で見ると株価は上昇するです。そのため、投資した商品を保有し続けると利益率が高くなる可能性があります。過去には様々な暴落がありましたが、データを見るとそれらを全て乗り越えて株価は上昇しています。当然、世界恐慌や日本のバブル崩壊のように十年以上回復しない期間もありますが、長期間では必ず回復し、上昇しています。
そのことを考えると購入したインデックス商品は長期間、保有し続けることが良いと考えられます。どのような暴落があっても長期的には回復すると考えられるため保有し続けるべきです。ただし、これは本当に難しいことです。リーマンショック級の暴落が発生した場合、私は持ち続けれないと思っています。持ち続けられる人とかいるんでしょうかね？
大きな暴落時には耐えられないかもしれませんが、あくまで、気持ちの問題として一生持ち続ける覚悟で保有すると良いと思います。かの有名なウォーレンバフェット氏もそんなことを言っていたような気がします。
また、投資商品を動かすことによりコストが発生します。売買手数料や税金等のコスト主であり、これらは投資商品を動かす度に発生します。このような小さなコストの積み重ねが長期的にはパフォーマンスに大きく関わってきます。この辺りの細かい計算はジョンCボーグル氏の著書『インデックス投資は勝者のゲーム』に詳細な例を明示して記載しています。コスト意識のある方は一読しても良い著書だと思います。
そして、この動かすことにより発生するコストは株価上昇時にも意識する必要があります。投資商品の価値が上昇している場合も安易に売買せず、持ち続けることが重要です。なぜなら、インデックス投資の基本的な考えで書いた通り、長期でみると常に上昇するからです。売買のタイミングを測り、市場に勝とうとしては駄目です。持ち続けることが最重要となります。
まとめ
インデックス投資では市場に勝とうと思い、売買のタイミングを図ったり、安易な利確や損切りを行っては駄目です。株価は長期的に上昇すると考えるため、一度買った商品は一生持ち続ける覚悟が必要です。 何があっても動かしては駄目です。下落しても上昇してもです。
いざ、その時になれば精神的に相当きついと思いますが、インデックス投資を成功させる為にはそのような意識を持って続ける必要があります。
