2022年4月の株価チャートを眺める

2022 年 4 月までの株価指数チャートを眺めていきます。

今月は 3 月後半からの上昇が落ち着き、全体的に横ばいな推移となっています。 ただし、日本株だけは少々、元気がなくジワジワと下がっています。 日本株価がイマイチ元気のない原因は 3 月からの急激な円安が行き過ぎていることが考えられます。 政策、経済、政治全体の問題として日本の将来が心配されているように感じます。 私個人としては楽観的に考えていますが、株価というのは多数の思惑に引っ張られる傾向が有ります。 日本の先行きを不安視する声が大きくなると株価下落に繋がるかもです。

世界全体の懸念点としては相変わらずウクライナとロシアの戦争が心配されます。 過去、ヒトラー政権からの教訓として攻められた側が簡単に引いてしまうと攻めた側が調子にのり世界大戦に発展する可能性が有ります。 そのため、ウクライナは引くことができない状況です。 ロシア側は世界の多数を的に回してしまい、更には厳しい経済制裁も課されています。 さらに、信用、信頼という評判は地に落ちています。 そのため、ロシア側も攻めて勝つしかないという状況です。 つまり、ウクライナもロシアも引けない状態です。

この問題に関しては解決に時間がかかりそうです。 後の世界経済にどのような影響があるかも未知数です。

日本株

日本株は 3 月からの上昇が一服し、上旬は下降に転じ、下旬からボックス相場になっています。 ただし、連続したチャートを見るとジワジワ下がっているようにも見えます。

日本経済の問題としては急激な円安が進行していることです。 日銀によると経済への影響は注視するが、そこまで大きな影響はないだろうという評価です。 しかし、共同通信が調査した主要企業では良い円安と答えた企業がゼロという報道もされています。 国と企業で回答が真逆になっていることから警戒が必要かもしれません。

また、岸田政権は投資家から非常に厳しい評価を受けています。 特に富裕層や投資家への課税強化を匂わせる発言などが余計に不安を煽っています。

NISA や iDeCO を使った資産形成は国が推進しています。 それなのに、投資家に対して締め付ける風な発言を行っています。 この点に関しては私も不安を感じています。

JPX400

米国株

米国株は 3 月の上昇から年初来高値を更新しています。 その後、少し急激に下がっていますが、年初来 -3% 程度ということで通常範囲内だと思います。 下落の理由としてはハイテク系の株が売られた影響と原油価格の影響が大きいと思います。 原油価格はロシア関係です。 ハイテク株が売られた理由は決算の内容が良くなかったことが挙げられます。

また、利上げによる景気が失速する可能性もあり、今年の先行きは不透明な状況です。 個人的には低調に推移すると考えています。

1655_S&P500

新興国

3 月同様に新興国株の推移は米国とよくリンクしています。 下がるタイミング、戻るタイミングも似通っています。

新興国の大きな懸念はロシアのデフォルト危機です。 ロシアの状況はご存知の通り、全く良くなる気配がありません。 また、今の状態で戦争が終わったとしてもロシアという国を信頼できるかというとそうはならないと思います。

さらに、中国では新型コロナウイルスの影響でロックダウンが続いています。 上海では約 1 ヶ月もロックダウンが続いており、北京でも感染拡大が止まらない状態です。

現在の世界経済は現実問題として中国が止まると影響が非常に大きいです。 ウイルスということで仕方ない部分はあるかもしれませんが、早期に解決しなければ深刻な影響を世界に与えかねないです。

1658_新興国株式

比較

グラフを並べて見ます。

比較

並べて見ると直近ではそこまで大きな差が無いように見えます。 日本だけ下がっているかと思っていましたが、新興国も大概なものです。 米国は強いですが、やはり利上げの不安が勝っているのでしょうか大きく下落し、今後も下落していきそうなチャートになっています。

おわり

考えは変わらず、今年の株価は低調に推移するです。 そう考える理由は経済全体の懸念材料が大きく、また、多いことです。 内容として、戦争、コロナ、インフレ、利上げと世界全体に満遍なく大きな懸念材料が広がっています。 今年中にこれらの全てが一気に解決するとも考えられません。 そのため、低調な推移という考えは変わらずです。

ただし、低調に推移するからと言って積立を停止するほどでもないです。 ドルコスト平均法を使えばこのように低調な時でも利益を上げることは可能です。 また、今、投資をしておけば数量を多く買うことができ、将来、大きな利益となるかもしれません。 積立は継続して行います。