とある配当金を頂いたので使いみちを考える

6 月は様々な会社の株主総会があり、株の配当金が出る企業も多いです。 資産運用は基本的に投資信託で行っていますが、とある事情により、付き合いのある人の会社株を保有しています。 今月はその保有分の配当金を頂きました。

配当金とは

配当金は株式を発行した企業が利益を株主へ分配する際に配る現金のことです。 株主は利益配当請求権という権利を有しており、企業から配当を受け取る権利があります。 ただし、配当を出すか出さないかは企業の株主総会で決まるため、株主の意向に左右されます。 大体、上場している会社で 1% から 3% 程度の配当を出していると思います。 高配当と言われるところでは 5% とか出しているかもしれません。

配当の穴場として、上場していない企業の株をどうにか保有することができれば 10% とか 20% の配当を得ることも可能です。 ほとんどの場合は非上場企業の従業員持株会に入会するとそのような超高配当を得られる可能性もあります。

受け取った配当金

今年は 20,000 円程の配当を頂きました。 コロナ禍で 2020 年は非常にキビシイ業績だったそうですが、2021 年はなんとか盛り返すことができたようです。 そこで、2020 年というキビシイ時期を耐えたことも考慮し、多めに配当を出すことにしたそうです。

配当を出せるまで耐えたこと、回復したことは非常に良い結果です。

臨時収入の使い道

さて、配当はいただきましたが、問題はその使い道です。 基本的には全額、投資信託へ再投資します。

私はまだ現役でフルタイムの仕事をしており、独身であるため月々の生活もゆとりをもって過ごしています。 また、自分で言うのはどうかと思いますが、家計もそれなりに整えて日々、無理なく生活できています。 つまり、突発的な収入に頼らなくても生活が成り立つ設計を行っています。

さらに、思想として臨時収入に頼らない生活をすることも心がけています。 特に今回のように配当や会社員であれば賞与を頼りにした生活設計を行うとある日突然破綻する可能性があります。 例えば、今回のコロナ禍で賞与を減らされたまたは無しとされた場合などです。

ということで、やはり臨時収入というものは再投資に使うことが一番だと思います。 もちろん、どうしても必要なものや欲しい物があれば購入するという選択肢もあります。 また、高配当企業の配当で生活をしているという人もいると思います。 そのような計画された使い方はすばらしいと思いますが、何も考えずに消費に使うことは大きな問題だと思います。

おわり

配当金を約 20,000 円頂きました。

臨時収入は入ったから使うというのではなく、入る前から使途を計画しておくことが重要だと思います。 その際、ある程度減額されても大丈夫なように心がけておくことも重要だと思います。