銀行口座を使った資産運用について

先日、古い友人と運動をする機会があり、休憩中にちょっとした世間話をしていて、なんとなく資産運用の話になりました。友人は知り合いに勧められて「三井住友銀行」の口座で資産運用することを考えているようでした。私自身はネット証券以外で株や投資信託を買ったことがないので、少し調べてみました。結論はわかっていたことですが、手数料が高い、商品がひどいなど選択する理由が皆無です。素直にネット証券大手の「楽天証券」か「SBI証券」を使いましょう。

導入

年齢が30代半ばになると世間話をしていて資産運用の話が出るようになってきます。私の友人も資産運用を考えているらしく、運用利回りや使っているサービスを聞かれました。特に隠す意味もないので私の利回りや使っている証券会社などの話をしていたのですが、なんと友人は「三井住友銀行」の口座で運用することを考えているようでした。運動途中の休憩中ということもあり、そこで話が終わってしまったのですが、銀行口座での資産運用とはどのような感じなのか知らなかったので調べようと思いました。

今回は友人が検討しているらしい「三井住友銀行」での資産運用方法をしらべます。基本はインデックスの長期積立投資を信仰しているので投資信託商品の確認になります。

商品

はじめに、投資信託のランキングを見ました。ランキングを見ると資産運用に向いているかが判断しやすいと思ったからです。1ヶ月ランキングのスクショを載せてみます。

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三井住友銀行 投資信託 月間ランキング

正直、聞いたことない投信ばかりなので1位の「三井住友・225オープン」を調べてみます。三井住友・225オープン」は日経平均に連動する投資信託です。購入時手数料はなく、信託財産留保額が 0.3% となり、信託報酬が年 0.66% となります。
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これはひどい
また、ランキング内の他商品も手数料が高いです。
もはや調べる気になりません。

ちなみに、SBI証券で月間の国内株式ランキング1位の「ニッセイ日経225インデックスファンド」は購入時手数料、信託財産留保額はなく、信託報酬が年 0.275%です。これも若干高いですが銀行よりましな方です。<購入・換金手数料なし>シリーズの「ニッセイ日経平均インデックスファンド」であれば信託報酬は年 0.154%以内です。これらと比べると手数料が高すぎて私は購入する気になれません。

じゃあ銀行でも手数料の安い商品を買えばいいのでは?と、当然のように思いますが、 「ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズ」も「たわらノーロードシリーズ」も「eMAXIS Slim シリーズ」も三井住友銀行では購入することができません。

商品のラインナップに難がありすぎます。

その他

商品の詳細ページに手数料を載せていないのは不親切だと思います。
恐らく、わかってやっているのだと思いますが、わざわざ運用レポートを見ないといけません。
大体の手数料ぐらいは商品の詳細ページに記載してもらいたいです。

まとめ

わかっていたことですが、銀行口座での資産運用は全くお勧めできません
素直にネット証券会社を使いましょう。

余談

その昔、知り合いからアム◯ェイや宗教の勧誘を受けたことがあるので、友人から「株」とか「資産運用」とか単語が出てくると身構えてしまいます。現実では資産運用などの話になったとき、何もしゃべらないようにしているのですが、今回は1対1の会話だったので逃げることができませんした。
読んでくれた人はどうぞ気をつけてください。

ちなみに、アム◯ェイや宗教の勧誘はかなり強い口調でお断りしました。
勘弁してほしいものです。