証券会社ランキングを眺めながらサブの証券口座を考える

さまざまな運も絡み、投資に充てている資産総額が1,000万を超えてきました。
少し早いかもしれませんが、リスクヘッジのためにもう一つ証券口座を持つか悩んでいます。

今回は証券会社のランキング記事を眺めながら、そのことについて考えていきます。

元の証券会社のランキング記事は下記の URL になります。

https://moneytimes.jp/money/investment/japanese-securities-company-ranking

はじめに

私は今の所、SBI証券一本で資産運用をしています。大きな不満はないのですが、最近のSBI証券は複雑化が進んできています。投資信託を買えるクレジットカードが関係会社が発行している「ミライノカード」ではなく三井住友カードとの提携になる。貯まるポイントに「ポンタポイント」を選択できるようになるなどです。うれしい人もいると思いますが、私は内容や条件が複雑になってくることに警戒もしています。

これは性格や過去の経験などが大きく関わってくる考え方なのでそう思わない人も多いと思いますが、個人的にはちょっとどうかなと思っています。

さらに、投資資産も1,000万を超えてきたので、リスクヘッジも考える頃合いだと思います。

証券ランキングの感想

時価総額

やはり、野村證券が絶対的な王者です。SBI証券の大体3倍の時価総額を持っています。2位の大和証券も非常に規模が大きく、この2社が3位以下を大きく突き放しています。特に4位以下から時価総額が大きく落ちてしまうのがおもしろいですね。

意外だったのは松井証券マネックスグループより時価総額が大きいことと楽天証券が10位内に入っていないことです。
あと、使うつもりはないため、どうでもいいのですが、大和証券の手数料が高すぎる。

売上高と信用格付け

売上高、信用格付けでも野村證券が圧倒的です。強い。個人投資家が多いと考えられるネット証券はこのランキンでは一歩下がります。SBI証券でも6位となり、売上高規模で見ても上位に食い込めるとは思えません。信用格付けはまぁまぁと言ったところですが、こちらも上位陣には及びません。

他のネット証券では楽天証券松井証券が10位以内に入っています。

口座数

口座数ではさすがにSBI証券が1位です。野村證券は2位に付けていますが、今後は楽天証券にも抜かれてランキングを下げていくと予想できます。10位以内にもネット証券が多く入っており、口座数においてはネット証券が強いですね。

GMOクリック証券って口座数はもっと多いと思っていました。「証券取引口座のみ」と括弧書きされているので、FXの口座を合わせるともっとあると思います。

手数料

このランキングは省略します。手数料に関しては様々な条件により変動が大きいためと現物の取引を想定していないためです。まぁ、当然ですが、ここはネット証券の独壇場となります。

預かり資産

預かり資産も大手証券会社が強いですね。野村證券が頭一つ抜けている感じです。ネット証券各社は今の所、全く及んでいないです。数十年後には拮抗していると思いますが。

しかし、10位ですが、このランキングにも松井証券が絡んできています。意外です。

全体的な感想

ネット証券は規模でみるとまだまだ大手証券会社に及んでいないですが、口座数が多いことや手数料が安いことで今後、追いついてくることが予想できます。現在は野村證券大和証券が強いですが、ネット証券の顧客は若年層、個人投資家が多いこともあっていずれ逆転するのではないかと思います。

肝心の証券口座について

当然ながらネット証券を選択します。
マネックス証券松井証券で悩んでいます。マネックス証券は米国株に強く、資産を米ドル建てで持つことも考えると良い選択かもしれません。松井証券は顧客の利便性を重視しており、歴史がある会社の割にサイトなどをシンプルに保っているのには好感が持てます。

楽天証券については選択外にしています。非常に良い会社だとは思いますが、今の所、グループ全体の決算がモバイル事業に足を引かれちょっと様子見という感じです。あと、楽天のサービスは一切使っていないため、強みを生かせないこともあります。高知に住んでいるのですが、楽天って高知では使い難く感じます。

急ぐ必要がないため、ゆっくり考えますが、年が明けるまでには今後の投資戦略と合わせて考えておかないといけないことだと思っています。もう少し時間をかけてゆっくり考えます。