賃金について

前に米国と日本を比較して「日本株」には投資をする価値があると考えを書きました。

money.nyaomin.info

今回は日本の賃金について考えてみます。

平均賃金

少し前にYAHOOニュースで日本の平均賃金が韓国以下になったという記事を見ました。日本が世界有数の先進国だと自負していた人には衝撃的なニュースだったと思いますが、日本人の賃金が全く上がっていないむしろ下がっているというのは随分前からわかっていた事です。

news.yahoo.co.jp

何年も前から見せられているグラフも貼っておきます。
1997年を100として、日本の賃金は確実に下がってきています。

f:id:nya03n:20210314191826p:plain
賃金推移

「失われた20年」もいつの間にか「失われた30年」になろうとしています。
また、長期予想ではこのままの状態が続けば先進国からも転落すると言われています。

賃金が増えない理由は様々な議論がされていますが、大体、下記の5つぐらいがよく言われていることだと思います。

  1. 企業の人件費削減
  2. 労働組合の組織率の低下
  3. 雇用形態格差(非正規雇用者の増大)
  4. 性別格差(女性の社会進出による賃金格差)
  5. 年齢格差(延長雇用者などの低賃金雇用)

要するに日本の労働慣行や社会風土が要因だと考えられていますが、これを是正するのはかなり難しいと思います。
同一労働同一賃金などが実施され始め日本全体がこの問題に取り組んでいると思いますが、私が社会人をしている間に解消されるかについてはかなり懐疑的に考えています。

感想

私自身はこの結果に驚きはないです。以前、勤めている会社の過去の平均賃金を組合からの情報をもとに調べてみたことがあるのですが、上記のグラフ(1997年100のグラフ)と似たような傾向でした。(組合の人が把握していなかったのには驚きましたが)
今後、数年間も日本人の賃金は上昇しないと思っています。同一労働同一賃金などが実施されますが、恩恵を受ける人(賃金が増える人)は限定的だと思っているからです。
(確証はないです勘です)

所得を増やすには

社会人として労働の賃金上昇に期待できない以上、所得を上げるためには投資しかないと思います。ここで言う投資はギャンブル的な投資手法ではなく、長期分散した賢明な投資のことです。 過去の傾向より長期で平均して年4 ~7%の資産増加が見込めます。

たったそれだけと思う人もいると思いますが、投資による資産の増加というのはその程度です。この増加を指数関数的に延ばすには長い時間がかかり、忍耐を必要とします。

マネーリテラシー格差

また、今後の日本は所得格差ではなく、マネーリテラシーの格差が広がるのではないかとも思っています。全世界のインフレに置いていかれないためにはマネーリテラシーを向上させ、賢明な投資をして世界成長の恩恵を少しでも受ける方法しか思いつかないです。

かくいう私も誰もお金のことについて教育してくれず、投資をしなければならないと気づいたのは20代後半になってからです。今現在、20代前半や10代で賢明な投資をしている人は優秀すぎて羨ましいです。

私の結論

今後も賃金の上昇にはあまり期待できない(するべきでない)。
そのため、所得を増やすためにはマネーリテラシーを向上させ賢明な投資を行うです。

余談

平均賃金が減っているのに勉強して投資をしない人が多いのはある意味では平和な証拠かもしれないです。 心の奥ではみんなお金に困っていないのかもしれません。またはどうにかなると思っているのかも。