今回は私が考えるインデックス投資の利点として、
「お金について良い習慣を学べる」
という点について書いていきます。
その他の項目については概要を参照してください。
また、ここで言うインデックスとは全世界に分散した投資のことを言います。
記事の内容は個人の意見となり、自分用に書いています。
はじめに
今回の話は私がインデックス投資を始めて個人的に思うこと、学んだことを書いていきます。
背景としてインデックス投資をする前は個別株、FXの高レバレッジ取引、FX自動売買、FOMCの発表時ギャンブル、バイナリーオプションなどを
行って人生一発逆転を狙っていました。総合した結果はわかっている限りで○百万円のマイナスとなっています。更に、それらについて調べた時間、
特に意味もなく休みの日にチャートを眺めていた時間を考えると時間的損失も非常に大きいです。
30歳の時に改めて賢明な投資をしようと考え、勉強をやりなおし、全世界インデックス投資に落ち着いています。
それから今まで、市場から退場することなく続けられています。
インデックス投資から学んだこと
インデックス投資の勉強を通して、一攫千金はひと握りの強運か才能を持っている人にしか訪れないと学びました。一般の人にとって一攫千金は不可能です。 強運を持っている人、あるいは努力を続けられる才能を持っている人以外には巡ってきません。特に私のように楽して稼ぎたいと思っている人間の元に来るものでもありません。 まさに夢ですね。
しかし、地道に長期間続けることが出来ればほぼ確実に増えることも学びました。少額であれ、インデックス投資を地道に続けると資産は確実に増えていきます。リーマンショック級がくると危ないですが、 ある程度の下落にも耐えられるくらいのトータルリターンが増えています。一攫千金の夢はないですが、私が試して1年以上、市場から退場せずに利益を上げ続けている手法はインデックス投資だけです。
そして、お金の使い方も学ぶことができました。普通の人がインデックス投資を続けるためには毎月の積立が大事になっていきます。毎月一定額を積立に使うということは今まで使えていた月の予算が減る ことを意味しています。この時に、無理だと諦めず、どうすれば確実に積立出来る金額を捻出できるか考えました。初めは月5,000円ほどから積立し、本を読み、家計簿をつけ、無駄と思う出費を 見える化することにより物を買う時に本当に必要なものか、本当にこの値段を出して買うものか、ということを考えるようになっていきました。
今では毎月の給料の半分ほどをインデックスの積立に使っています。その内、自由に使える金額は3万円ほどですが、特に足りないとは思わないです。 コロナの影響もあり、飲み会自体もないですし、無駄な高い買い物もしなくなりました。たまにゲームなどを買う余裕も十分にあり、私にとって最適な金額となっています。
更に、インデックス投資を通じてFIREという生き方、考え方も知りました。今までは一度働き出すと最低でも60歳までは会社に勤め、それ以降は年金と蓄え、行政の助けで生きていくものだと考えていました。 しかし、お金に働いてもらい、自分は自由に生きるという考え方は非常に新鮮でした。自由に生きるとは自分で様々なことを選択するということです。引き続き、会社に勤めても良し、会社を辞めて慎ましく生きるも良し、 好きなことを仕事にして週2、3日だけ働くも良し、まさに自由に生きるです。
ちなみに、私は今、FIREを目指しています。正確にはサイドFIREと言われるものです。今の資産増加ペースが今後も続くとは思えないため、まだまだ時間はかかると思います。 しかし、50代で希望退職があれば迷わず手を挙げれるくらいにはなっていたいと思っています。
まとめ
お金について、一般人には一攫千金など訪れない。
インデックス投資を通じて、長期間続けることにより資産が増えること、また、お金の使い方などお金に対する良い姿勢を学ぶことができます。
特に家計簿をつけ、無駄な出費を見える化して、自分にとって本当に必要なものか、その金額で本当に買うべきかということを考えるようになったのは大きな成長だと思います。